2015/07/08

Post #1554

Swayanbhunath,Nepal
現場が動き出したとたんに、阿呆みたいに忙しい。
昨日も日中働いて、夜も現場に乗り込んで、今日の昼間も夜も現場だ。アフター5だのゆう活だの、なまっちょろいことを言って通じる世界じゃないんだ。
それが漢の生業だ。何しろ俺には責任があるからな。
望むところだ。
バブル期のサラリーマンのように、じゃんじゃんバリバリやったるでぇ!
どうにもならなくなったら、シャブでも打って、狂ったような目つきでギンギンで乗り切るか?
わはは、手が後ろにまわっちまうな。

そんなわけで、忙しいので手短に行こうよ。

俺はこんな時、いつも思うのさ。

もしも君が、落ち込んでいたり凹んでいたりするのなら、俺のこの溢れるパワーを分けてあげたいってね。
俺のことは全然心配いらないんだ。寝る暇もないほどへヴィーなほど、俺のソウル・パワーは湧いてくるのさ。シャブなんて全然お呼びじゃないのさ。

俺が持って生まれたこの輝きで、君を照らしてやりたいのさ。
たとえ君がお先真っ暗だとか思っていたって、ダイジョウブだ。
俺がついてる、心配しなくていいんだ。
俺が一緒なら、きっと真っ暗な夜道でも、言葉も通じない初めての場所でも、きっと怖くないぜ。
何時だって諦めなけりゃ、何とかなるものさ。
俺はたとえ、どんなに疲れていたって、おもしろくない出来事につまずいたって、へこたれることなんかないんだ。もちろん、反省もしないけどね。
おかげで成長もしないさ。成長した挙句に、訳知り顔の疲れ切った中年になんか、なりたいとは俺はおもっていないのさ。

OK、もう一度言わせてもらうぜ。

もしも君が、落ち込んでいたら、俺のパワーを分けてあげたいぜ!
だから、元気を出せよ!ってね。

読者諸君、失礼する。俺はいつだって、君のことを思ってるのさ。そして、君が誇れるような漢でいたいのさ。君が俺のドアをノックしてくれる日が来るのを、俺は待っているんだ。あばよ!

2015/07/07

Post #1553

Bremen,Germany
今日は七夕か?
新暦での七夕は梅雨真っ盛りで、天の川なんかにゃ、お目にかかることはできないんだ。こういった行事は、やはり旧暦じゃないとな。俺は君にお目にかかりたいもんだ。
日中は打ち合わせ、夜は現場と言う、仕事マゾ野郎にはうってつけの状況になってきつつある。
こんな調子で働き続けたら、あと5年くらいで見事に過労死できるだろうよ。
オリンピックにも、リニアモーターカーにも興味がないから、かまわないがね。

好きなように生きて、電池が切れるようにして死ねたなら、最高だ。

そんな無頼でノーフューチャーな俺でも、夜に備えてウィークリーマンションに戻り、昼寝をすることができるのは有り難いもんだ。
毎日雨が続いているおかげで、涼しくて眠りやすいのは実にありがたいんだが、ウィークリーマンションのエアコンが黴臭いのには閉口だ。本格的に暑くなるまえに、修理か交換してもらいたいもんだぜ。こんな黴臭い空気をベッドのすぐ上から吹き付けられたら、喘息だのアレルギーだのおこして、えらい目に合っちまうだろうよ。

しかも、素晴らしいことに、俺の借りている部屋の真下の部屋が、どうやら改装工事中で、バキッ!ギュルギュル!カンカンカン!とか、俺自身が仕事で毎度おなじみの、工具の奏でるノイズが響き渡っているんだ。
おかげさんで、おいそれとは昼寝もできないもんだ。
それどころか、音を聞いているだけで、何をやってるのか察しが付くくらいだ。
まったく、暇つぶしにはもってこいだな。
世の中、ほんとによくできてやがる。笑いが止まらないぜ。

そんな暮らしをしているおかげで、TVを見るわけでもなく、新聞を読むわけでもなく、すっかり世の中の動きに疎くなってしまう。
けれど、正直に言ってしまえば、それでも生きていくのに何の不都合もない。
確かに、ギリシャの国民投票が世界経済に及ぼす影響は、かなり気になる。
まぁ、それで損害を被るような金融資産なんか持っちゃいないから気楽なもんだがな。
糞ッ垂れな安保法制の、最終的には数で押し切られてしまうに違いない、単なる帳尻合わせの議論の行方も、おおいに気にはなる。
けれど、俺には自分の意見を持つこと以外、どうすることもできやしないんだ。もう、奴らを止められないのか?素晴らしき民主主義だ!

それよりも俺は、俺の大切な人たちが、今日も心安らかに暮らしているかどうか、それがなにより気にかかるのさ。
そう、残念ながら、俺はそばにはいてやれないけれど、それこそが俺にとっての一番の大問題だ。
なにか問題に直面して、苦しんでいたり、心を痛めていたとしても、仕事で東京に張り付いている自分には、さしあたって何もしてあげられないのが、歯がゆくて仕方がないんだ。もちろん、俺は神様じゃないんで、実際に問題を解決したりすることは難しいかもしれないけれどね。
あぁ、これじゃまるで、自分のことで手いっぱいな器の小さな奴みたいだ。

いい年こいて、自分のことで手いっぱいなんて、格好悪いはなしだな。
けど、そんなこと気にもしない奴よりかは、幾分はマシなつもりだ。

読者諸君、失礼する。俺はいつでも、よりマシな人間になりたいと思っているんだが、そう思えば思うほど、世の中から浮きまくってしまうのさ。どうしたもんかな?

2015/07/06

Post #1552

Kathmandu,Nepal
仕事が夜からなので、日中古い友人に会ってきた。
古い友人とはいえ、俺より一回り以上若いお嬢さんだ。銀座の三越にあるバカ高い喫茶店で、高級な紅茶を嗜みながら、世間話に興じてきたのさ。
三十代は女性が一番輝く時期だと、常々俺は思っているのさ。そういう意味では、彼女は今花の盛りだ。素晴らしい。
けれど、そのことに自分で気が付いていない女性は多い。残念なことだぜ。
男なら、やはり40代だろうよ。そうさ、俺は今が絶頂期なのさ。とはいえ能天気な俺のこった、50代になったらなったで、今が絶頂とか言い出すに違いないぜ。

けれど、なにもしていなくていきなり輝き出したりするわけじゃない。
今、目の前にあることにしっかり取り組んでいかないと、俺や君のなかに眠っているダイヤモンドの原石は、石炭のように黒く干からびちまうのさ。そうして、朝から疲れた顔で、不機嫌そうに振る舞うことになるんだぜ。魅力も輝きもあったもんじゃないぜ。

まぁ、女の話は脇に置いておこう。
俺は今、それどころじゃないんだ。
いよいよ今夜から現場が動き出してるんだ。
君がこれを目にするころには、2か月に及ぶ長い現場の第一歩を踏み出している俺なのさ。
浮ついた気分でいちゃ、間違いなくすっ転んじまうぜ。
もちろん動き出したらお盆もなにあったもんじゃない。休みなんかありゃしないのさ。
体調不良のカミさんを気遣いながらも、やるしかないんだ。
自分をしっかりホールドして、君たちに誇れる仕事をするのさ。

OK、俺はこうやって毎日進歩していくんだ。
若い頃に戻りたいって話をよく聞くけれど、俺は御免だぜ。
世間知らずで、あっちで頭を一つぶつけ、こっちで足をぬかるみにとられ、七転八倒、本末転倒しながら、一つ一つ学んでいたようなあの頃には、戻りたくもないのさ。もっとも、戻りたくてももう戻れっこないけれどな。

前に進むしかないんだ。今あるものを受け入れて。

読者諸君、失礼する。左足は相変わらず痛風気味だけれど、俺は頑張るぜ。もし君が、この夏銀座に来ることがあるのなら、目にもの見せてやるさ。