2014/05/25

Post #1146

熊野にて
今日は写真のみお送りしよう。さんまの丸干しだ。熊野地方の名物だ。
ご飯をしこたまカッ喰らったばかりで、どうにもやる気にならないんだ。

そういえば、秋刀魚の歌で有名な佐藤春夫も熊野の出身だったっけ。
なに、秋刀魚の歌を御存じない?

  あはれ秋風よ
  情あらば伝へてよ
  男ありて今日の
  夕餉に ひとり
  さんまを食らひて
  思ひにふける と

というあれだよ、あれ。まぁ、どうでもいいか。

読者諸君、失礼する。写真は悪くないと思うよ、俺は。こいつを見ながらだと、きっとご飯も進むさ。

2014/05/24

Post #1145

Praha,Czech
駅の改札を抜け、とりあえず、トラムの乗り場を探してコンコースを出てみると、そこはどこか白けたような殺風景だった。しかし、俺はまぁ旧共産圏なんてそんなもんだろうくらいにおもっていたのさ。何処に行っても日本の流儀が通る訳ではないんだ。だから、面白いのさ。
そこには、キオスクくらいの大きさの店が何件か並んでいる。
間延びしたような風景で、とても一国の首都で、国際列車が停まるような場所には見えないな。

そして、旅はPost #979http://fragment-sparks.blogspot.jp/2013/10/post-979.htmlへとつながっていくのだよ。

読者諸君、失礼する。明日から新シリーズでお送りしよう。括目して待て!

2014/05/23

Post #1144

Praha,Czech
今日も世界の車窓からだ。
プラハ・ホレショヴィスに着いたんで、さっきまでそわそわして落ち着いていなかったインド人一家は、ニコニコして降りて行った。俺はトランクやらなんやらをまとめるんだけど、ふと目に入った窓の外の景色には驚いた。驚いて、シャッターを切ったよ。
それがこれだ。
飛行機と電車を乗り継いで、初めてやってきた国際都市の駅のホームが、これだぜ。どんがん工事をやってるようなんだげけど、作業員の姿も見えない。近づいたりしないように制止する虎模様の柵もない。
工事中というよりも、むしろ爆撃か爆弾テロかなんかに遭って、そのまま放置されているみたいな趣だ。なかなかに趣深いじゃないかね。しかも、午後の強い日差しが、この荒れ放題ぶりを一層引き立てている。それがなんとも美しいのさ。
俺は何だか嬉しくなっちまった。ワクワクするぜ。
プラハは素敵なところだって、この時確信したよ。
読者諸君、失礼する。予期しない風景に出くわし、日本の中での常識が、決して世界のジョーシキではないと思い知ること。それこそ旅の醍醐味だろ。