2015/04/08

Post #1463

Bhaktapur,Nepal
ネパールの街角を歩いていると、遠い昔の日本に迷い込んだような、懐かしい気分になることがある。まるでタイムスリップだ。ストリップじゃないぜ。間違えんなよ。
昭和のようだ。
けれど、この国が将来、今日の日本みたいになることは想像できないし、したくない。
この国の人々から見たら、今日の日本は、まるっきり未来の国のように見えているんじゃないだろうか?しかし、けしてそれは幸せな未来とは限らないけどな。

ネパールの街角では、今日も子供たちの声が響き渡り、小さな子供を抱いた母親が立ち話をしていることだろう。
道端では老人たちが集まって座り、日向ぼっこをしながら世間話をしているのだろう。
人々は夜になれば、停電しているので真っ暗闇になってしまうから、とっとと家に帰って床に就いているだろう。
経済的、物質的には全然豊かではないけれど、豊かな暮らしだと感じる。まっとうだ。地に足がついている。

もう、俺たち日本人は、そんなふうには生きられないだろうな。

読者諸君、失礼する。けれど、生きていくのに本当に大切なものは、実はそう多くない。俺はそう思うよ。


2015/04/07

Post #1462

Boudhanath,Nepal
この日本での人間の生き方が、唯一だとか最上だとか思ってたら、大きな見当違いだと思う。
俺は、別にどこだって構いやしねぇよ。どこだって、住めば都さ。

どうせ人生は、うたかたなんだから。
夢を見るなら、どこでだってかわりゃしないぜ。
その時が来たら、俺はじたばたせずに、あっさりとおさらばさせてもらうさ。

読者諸君、失礼する。それまで、好きにやらせて頂く。あばよ。

2015/04/06

Post #1461

Helsinki
急に飛び込んできた夜の仕事は、30分で終わった。
3メートルの脚立にのぼって、蛍光灯を何本か交換するだけ。

ちょろいもんだ。

楽勝だぜ。いくら請求しようかな?
最低でも25,000円は貰っておきたいもんだぜ。

ふふふ、こんなおいしい仕事ばかりなら、世の中の風俗嬢にも負けることはない。
俺は常々、男業のなかの男業たる現場の男が、女業の中の女業たる風俗嬢に、単位時間あたりの単価でまったく勝負にならないという過酷な現実に対して、悲しくてやり切れない思いを抱いていたのだ。
仕方ない。神様は女性にだけ乙な商売道具をお与えになっっておいでなのだ。

しかし、今夜は違うぜ。笑いがこみ上げてくる。
30分で25,000円なら、並の風俗嬢には負けはしないってもんだ!

たまにはこういう濡れ手に泡の仕事もなけりゃな、やってられないぜ。
しかし、こんなのばかりだと税務署さんに目をつけられちまう。
なんとか理由をでっち上げて、いろいろと経費名目で使わないと、税務署さんにごっそり持ってかれちまうぜ。
所詮日本は親の総取り、親方日の丸だ。

これでも、お客や施主に感謝されるんだ。俺はいつだって、金を払ってくれる皆様には、自分のできる限りのことをするように心がけてるんだ。
その辺の惰性で仕事をしているような連中とは違うのさ。
うまくいけばみんなのおかげ、失敗すれば自分の責任と思って仕事をしているんだ。ちょっとうまくいくとうぬぼれるような間抜けじゃないんだ。
そう、俺は自由人だが、仕事もできる。
自由人であるために、下らない会社組織に見切りをつけて独立し、一人で傭兵のようにして仕事をしているんだ。求められる以上のレベルの仕事をこなすこと。これが自由に生きる第一歩だ。やることやってりゃ、文句は言わせないのさ。
だからこそ、俺は自分の仕事にプライドを持ってるんだ。
何と言っても、俺の心の中に住んでいる大切な女たちに、恥ずかしくて顔向けできないような仕事はしたくないのさ。
イヒヒ・・・。

読者諸君、失礼する。俺はなにかと金のかかる男なんだ。なにしろ道楽者だからな。じゃんじゃん仕事をこなしていくぜ!