2015/09/02

Post #1611

VietNam
贅沢な話だけれど、自分の趣味の時間が欲しい。
確かに仕事は今までになかったくらい充実している。日に日に自分が成長してゆくのを感じる。
手ごたえがあるんだ。結構なこった。もちろん、それに比例して肉体はボロボロになっていく。それも、鈍かったり鋭かったりする様々な痛みで、痛感する。

仕事は好きし、楽しい。自分が自分の思い描く男として存分に振る舞えるのが、心地よい。自分にまだまだ伸びしろがあり、一日一日成長するごとに、その伸びしろはどんどん大きくなっていくのがわかる。つまり、昨日まで見えていなかったことが、今日は見えるようになっているってことだ。

けど、そんなことはどうでもいい。

暗室に独り閉じこもり、赤い暗室照明に照らされながら、白黒反転した死後の世界の様なネガを見つめていたい。そして、それを印画紙の上に焼き付けて、新しい写真を生み出したい。

いままで撮りためてきた写真が、どれもつまらなく見えて仕方ない。

自分でつまらなく見えるのなら、君たちにつまらなく見えてしまったとしても、仕方ないだろう?

そうして、暗く小さな一人きりの部屋のなかで、自分がこの目で見てきた世界そのものに対峙したいんだ。

それは愉しくもあり、苦しくもある営みだ。
けれど、そんな時間こそ、ほんとうに自分が自分に向き合っていられる時間なんだ。そこには、君だって立ち入ることはできないさ。何しろ、とんでもなく狭いからね。

読者諸君、失礼する。いったいいつになったら、そんな孤独で豊穣な時間をもつことができるのかしら?

2015/09/01

Post #1610

HongKong
本日、写真のみでダメですか?
最近、なんだか疲れがたまっているんだ。金なら一向にたまらないけどね。

横になると、すぐに眠りに落ちて行ってしまうんだ。

読者諸君、失礼する。そうこう言ってるうちに、もう9月か・・・。

2015/08/31

Post #1609

Praha,Czech
やっと8月も終わる。
俺にとって充実した8月だった。もっとも、働いてばかりだったけれどね。
昨日、3年ぶりくらいに年若い友人と会って、仕事の合間に食事をしたんだ。
年若いと言っても、俺のお客さん筋にあたる人で、3年ほど前の夏に、静岡の清水で一緒に仕事をした人だ。その時も、意気投合して一緒に焼き肉なんか食いながら、夜が更けるまで語り合ったっけ。愉しい思い出だ。

彼は、その時に俺が教えた『実るほど、首を垂れる 稲穂かな』ってことわざを、折りに触れて思い出すと言ってくれた。俺と違って、謙虚で誠実な若者なんだ。それでいて、熱意と向上心に溢れてる。まったく、若いって素晴らしいなぁ!

ずいぶんと久しぶりなんだけど、彼は俺のこのブログを見てくれている読者さんでもあるんで、全然久しぶりな気がしないって言ってくれたのも嬉しかったな。俺のとんでも発言連発の日常に、笑い転げてくれていると、俺としても嬉しいものさ。

今回もなんだかんだと仕事の話ばかりしていたようでいて、あとあとよく考えると、自分の生き方そのものを語っていたように感じるよ。
つまり俺は、趣味も仕事も、なにもかも全力投球で地続きなんだってことだ。
仕事でどう人に接するかってのは、そのまま実生活で人とどう接するかってことだしね。

嬉しいことに、彼は俺とまた是非仕事がしたいと言ってくれた。
こんな俺だけれど、自分が不器用に歩んで来た道のりが、けっして間違ってないことがわかる。
何度も苦しくて逃げ出しそうになったこの道だけれど、報われた気がする。そして、もっと先まで歩んでいきたい。ただ金のためではなく。

俺も、彼と一緒に、仕事がしたい。
もっとも、一年半くらい先まで仕事が詰まっている俺なので、なかなか彼の仕事を引き受けることができないのは心苦しいんだけれど、彼自身の仕事に対する考え方に共感しているし、彼の力になってあげたいと思っているのさ。
それになにより、俺は俺を理解して、気に入ってくれる人と仕事がしたいんだ。
そういう人との仕事なら、金の話は二の次だ。どうせ儲けたって、税務署さんにがっぽり持っていかれるのが関の山だぜ。

別れ際、俺たちは地下鉄の改札で、がっちりと握手して別れた。
形式的なものじゃなく、熱と力のこもったイイ握手だ。
握手するときには、相手の目をしっかり見据える俺なんだ。

ホントに、ひたすら仕事に明け暮れてはいたけれど、いい夏だったよ。身体はくたくただけれどね。

読者諸君、失礼する。実は俺、握手とハグが好きなんだ。