2015/09/17

Post #1626

Fes,Morocco
妊娠しているカミさんが、なんだか無性にパスタが食べたいというので、仕事帰りに百貨店の食品売り場でなんやかんやと買い物して、雨のなか家路を急いだ。水あめでふやかしてないベーコンと生クリームを買って、カルボナーラを作ろうと思ったのさ。

途中でカミさんから電話がかかってきて、なんだかいつもと違って不安だから、病院に行きたいというんだ。かなりうろたえている。流産しかかってるんじゃないかってオロオロしていた。
俺は、『病院で見てもらってから泣けばいい。急いで帰るから待ってろ』と言うと、雨足の強まってきた夜道を急いだ。

帰って食材を冷蔵庫に放り込むと、俺はカミさんを車に乗せて病院へと急いだ。とはいえ、妊婦を乗せているので、安全運転だ。事故はもう懲りてるのさ。

結果的には問題なかったようだ。やれやれ。

最近、おなかの中の子供が動き始めているようだ。
で、その頃から、うちのカミさん面白いことを言うようになってきやがった。
どうにも肉っぽいものとか、甘いものが無性に食べたくなるという。

俺はかなりの肉好きなんだ。やっと気が合ってきたな。酒飲みっではないからかケーキも大好きだ。コーヒーショップでしばしばケーキセットを楽しんでるのさ。

カミさんは、いままでそんなモノを食べたいって思うことなんかなかったそうなんだ。
カミさんが言うには、きっとおなかの中の子供が、そういうものを欲しがってるんじゃないかっていうんだ。今日のパスタも、ふと食べたくなったっていうんだ。

肉も、甘いものも、パスタも俺の大好物だ。

カミさんは言うんだ。俺の好きなものばかり食べたくなるってことは、きっとおなかの子は、俺にそっくりな子供が生まれるに違いなってね。

それだけじゃない。車や新幹線に乗ってるときに、しばしばおなかの中で赤ちゃんがもぞもぞ動くのを感じるんだそうだ。

俺も車は大好きだし、新幹線や離陸する直前の飛行機なんかも好きだ。

やはり、俺によく似た子に違いないってカミさんは言うんだ。

そいつは楽しみだな。

読者諸君、失礼する。カルボナーラは上手くできたぜ。もちろんおいしかったさ。

2015/09/16

Post #1625

Taipei,Taiwan
毎日会議ばかりで、俺は腐ってる。
俺は会議室が似合う男じゃない。自分の仕事にさほど関わりもない話を延々と聞かされるのも苦痛だし、退屈だ。しかも、問題があることを皆が認識するだけで、なんの結論も出ないような会議、やってどうなる?
せっかくのダイヤモンドが、石炭のように干からびちまいそうだ。俺は、もっと一分一秒を惜しんで判断し、四方八方悪あがきして手を尽くし、目の前の問題を打開して、具体的な形を作っていくっほうが好きなんだ。机上の空論じゃ、俺を本気になんかできるもんか。

こんなことなら、銀座の仕事を続けていりゃよかったぜ。

思わず、えらいさんたちの目の前で、堂々と居眠りしちまったぜ。

なぁに、構うもんか。気にしちゃいないぜ。

読者諸君、失礼する。気を抜いてても、怪我したり死んだりしないような仕事は、俺向きとは言えないな。

2015/09/15

Post #1624

Paris
今日から、新しい仕事場に乗り込んだ。
46歳にして、俺が最年少とはどういう職場だ?お達者クラブだ。
しかし、この先半年、ここで学んで、ここで稼がないといけないんだ。
俺はまだまだ成長するのさ。
なぜって、まだまだ俺という人間は、完成にはほど遠いからだ。

俺はもっと寛大な人間になりたい。
俺はもっとパワフルで勁い人間になりたい。
俺はもっとましな人間になりたい。

けど、そう思えば思うほど、おかしな人間だと思われるし、粗野でずぼらな人間におもわれてしまうのさ。困ったもんだ。しらけて生きていたい奴は、四六時中スマホのゲームでもやってるがいいさ。


ふと、どうしようもなく昔懐かしいTHE BLUE HEARTSの『未来は僕らの手のなか』が聞きたくなって、CD屋を二件まわってGETしてきた。

18歳の俺にとって、THE BLUE HEARTSの登場は、衝撃だった!
ついに日本にもこんなロックをやるバカが出てきたと興奮した。

46歳になった今、もう一度聴いてみたら、やっぱりよかった。
呆れるぐらいにシンプルで、恥ずかしくなるくらいにストレート。
けど、それがいいのさ。それがサイコーなのさ。
俺はこんなシンプルでストレートなロックそのままにいきてきたんだって思ったよ。
誰もが、大人になるとそんなの忘れちゃうけど、俺は忘れなかった。
忘れなかったから、こんな人間になれた。
こんな人間になったから、毎日ドラマチックだ。人生が面白くて仕方ないんだ。

ドラマチックだから、辛かったり悲しかったりすることも、たくさんあるけどね。

読者諸君、失礼する。
決して負けない強い力を、僕はひとつだけ持ってる。
君にだけ教えよう。それはロックンロールを信じてるってことさ。