![]() |
| チェンマイ、タイ |
しかし、こが上がったという見方が正解じゃないだろうか。金利が上がると、国債の調達は楽になるが、利子率が割高のローンで、国は借金=国債を借り換えることになるだろう。そうだとすれば、対ドルベースでの円安はますます続く可能性もあるな。なぜって、実質的な円の価値が安く鳴ればなるほど、国債残高は圧縮されていくからだ。これは、太平洋戦争後に、国の経済基盤が崩壊しているところに悪夢のように積みあがっていた戦時国債を召喚するために、円の価値を下げ、円を切り上げたことを思い出させるな。考えすぎだといいんだけれど。
3%の国際利率というのは、実に30年ぶりの水準だそうだ。この30年で、円の価値は対ドルベースで半分ほどに落ち込んだ。30年前の3%とは、意味合いが違うだろう。
日本国債への購入意欲をくすぐるために、金利国債金利が上昇すると、これに歩調を合わせるように、各種金利も上昇していくだろう。
しかし、イランとアメリカの軍事的な衝突やアメリカと中国の政治的緊張によるコストプッシュ型のインフレ局面に、この国際利率の上昇がどのようなブレーキをかけうるのか、未知数だ。
そして、長期金利は値上がりしても、食料品や原材料の値段が値上がりしても、給料は上がらない。上がるのは売り手市場の若者の初任給だけで、おっさんの給料は上がらない。だれしも将来性を削って、未来への可能性を日々擦り減らしながらおっさんになっていくのだ。これがこの世の中の無情さ。
俺たち庶民には、今日より明日がよりマシな一日になるかどうか祈ることしかできないのさ。家のローンの金利が上がったら、ちょっと嫌だな。

0 件のコメント:
コメントを投稿