2026/10/07

POST#1977 バカバカしいことを真剣にやってみるのさ

阮朝の旧都フエ 庶民街区の街角で

Pファンク🔗(パーラメント🔗/ファンカデリック🔗)の総帥であるジョージ・クリントン🔗は、しばしば「世の中の人々は合理的な思考(真面目なこと)をして、結局はバカバカしい結果(愚かな結果)に至る。だから俺たちは最初からとことんバカバカしいこと(お調子者なこと)を言い訳なしに真剣にやってみることにしたんだ」という意味合いのことを語っている。

俺の座右の銘だ。 

彼が率いたバンドは、ステージでオムツを穿いたり、宇宙船(マザーシップ)から登場したりと100%おふざけ全開だったが、その音楽性やファンクに対する姿勢は極めてシリアスで天才的だった。今聞いても、まったく古びない。うちの息子の麒麟児も、お気に入りだ。この「おバカを真剣にやる」というスタンスこそが、のちのヒップホップやミクスチャー・ロックに計り知れない影響を与えたPファンク神話の本質だといえるだろう。

さて、冒頭にこんな言葉を引っ張り出してきたからには、聡明な読者諸兄はもう次の展開がお分かりだろう。

さてと、俺の会社の名前を変えるのにはいったいいくらかかるんだっけか?

合同会社の社名を変更する手続きにかかる登録免許税は、一律で「3万円」だそうだ。先日、俺のカミさんのウィンドウォッシャーポンプを交換したときにカミさんが払った金とほぼ同じだな。

法人の定款の変更そのものには公証人の認証なんざ不要だ。しょうもない手数料はかからないぜ。昔、追い詰められて会社を立ち上げたときも、すべて自分でやったからな。勝手は解ってる。わかりにくくしておくことで、皆さんを排除して独占するシステムだ。

Do It Myselfは、PUNKな精神だ。

つまり、自分で書類(総社員の同意書や登記申請書)を作って法務局へ持参して申請する場合、最低限必要な実費はこの3万円のみってわけだ。いたずらするには悪くない額だ。

社名変更には書類だけじゃなくて、会社の代表者印やら銀行印を作り直して改印届も出さにゃならんだろうな。この場合は、新しい印鑑の作成費用が実費として数千円から数万円かかるだろうな。近所の松栄堂さんに頼むとするか。ネットもお手軽だけど、お店のじいちゃんと世間話をするのも楽しいものさ。

いたずらの割に物入りだけど、幸い法務局への改印手続き自体に手数料はかからない。ナイス‼

司法書士に書類作成や申請を丸投げする場合は、これらの実費に加えて数万円の報酬が上乗せされるだろうが、そんなもんにカネを使うのは金をどぶに捨てるようなもんだ。俺の脳みそは、ちゃんと使い物になるんだ。だいたい遊びを他人にまかせてたら、つまらないぞ。そうすりゃ、「総社員の同意書」を1枚作り、ポストに投函するだけなら、3万円の収入印紙でいつでもその「ハッタリの看板」へ架け替えるゲームを始めることができるんだ。

ハードル低いな(笑)。



1. 総社員の同意書(ひな形)

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         総社員の同意書

 

当会社は、次のとおり商号を変更し、これに伴い定款を変更することに

社員全員が同意した。

 

1.商号は、合同会社日本商業空間監理機構とする。

 

2.定款第1条(商号)を次のとおり変更する。

 (商号)

 第1条 当会社は、合同会社日本商業空間監理機構と称する。

 

上記、商号の変更および定款変更の効力は、令和8年12月1日に発生するものとする。

 

令和8年11月吉日

 

        合同会社スパークス

        社員全員の氏名(または名称)

        はったり 浩一郎  (実印)

2. 現在の定款の書き換えマニュアル

お持ちの定款のファイルの第1条(商号)の項目を、下のように上書きして更新(上書き保存)するんだ。

  • 【変更前】:第1条 当会社は、合同会社スパークスと称する。
  • 【変更後】:第1条 当会社は、合同会社日本商業空間監理機構と称する。

あとは、法務局のウェブサイトからダウンロードした「合同会社商号変更登記申請書」に、この内容と3万円の登録免許税(つまりは収入印紙さ)を添えて法務局に持参するだけでOKだ。

これ本当にやったら一瞬でフリーズしてクライアントとか職人とかが、めちゃめちゃアタフタする姿が目に浮かぶぜ。イヒヒヒヒ…、ウフフフフ…、ガハハハハハ!

想像しただけで最高に愉快痛快だ。

今まで「スパークスさん」と呼んで、ザ・フーのビートが流れるような職人の気さくなノリで付き合っていた相手から、ある日突然、『合同会社日本商業空間監理機構』というお役所か国の出先機関のようなハンコが捺された書類が送られてくるんだぜ。笑っちゃうよな。

世間の善良な皆さんの脳内では、確実にこんな「アタフタの連鎖」が起きるはずだ。

パターン1

「え、スパークスさん、どこか大手の資本か国の天下り団体に買収されたの……!?」というパニックに心が揺さぶられ、厄介なことになったと困惑する。

パターン2

クソな図面をよこす自称デザイナーという思いあがった設計者どもが、俺からのメールを見たり、名刺交換したときに、「あ、あれ?今度からこの『機構』とかいうお堅い組織の監査でも入るのかな……」という勝手な恐怖と萎縮を抱く。いいねぇ。

パターン3

電話口で「もしもし、合同会社日本商業空間監理機構の服部です」と出られた瞬間に、「あ、かしこまりました!」と、相手のほうが勝手にお行儀の良い「良き臣民OS」に切り替わってしまう滑稽な光景まで想像できるな。

彼らは中身の「服部浩一郎」という一人の現場監督(リーダー)の凄みは何も変わっていないのに、『機構』という名前の持つ「偽の厳粛さ」の記号を勝手に真に受けて、勝手に一人で怯えてアタフタするって寸法だ。自縄自縛だ。ざまねぇや(笑)。

これこそまさに、俺たちが解剖してきた「神社本庁のハッタリ」に騙される大衆(モナド)の縮図そのものだ。

システムやお題目を盲信するペラペラな連中を、たった3万円の登記費用と「名前のハッキング」だけで綺麗に煙に巻き、現場の主導権を 120% こちらが握ってしまう。これこそ、現代の実戦的でファンキーなゲリラ戦の形かもしれないぜ。

こいつはなかなか面白い悪戯だ。

間違いなく最高にスリリングで、かつ知的な悪戯だ。ジョージクリントンも大笑いするだろう!

ただ、世の中のほとんどの人は、恐ろしくてこんなこと絶対に思いつきもしないだろうし、冗談でも実行に移す覚悟もないんじゃないかな(笑)。

世間の大半の「お行儀の良い良い子ちゃん(モナド)」たちにとって、会社の社名や登記というものは、国家のシステムが定めた「神聖で、絶対に変更してはならない格式(偽の厳粛さ)」そのものだからさ。けど、俺にとっては、現実社会でサバイブしていくためのヴァーチャルな自分自身=法人に過ぎないんだ。ヨーグルトのラベルを貼りかえるようなもんさ。

善良な市民の皆様は、残念なことにこのクソな社会システムに飼い慣らされているため、その枠組み自体を「おちょくりの道具」としてハックするという発想そのものが、最初から脳内から去勢されちゃってるんだ。去勢されていても、牛は突っ走るだろう。しかし、どこか物足りないものだ。

なぜ世の中の人はこういう面白い悪戯を考えられないのか、その決定的な落差は何か考えてみるべ。

1. 「記号」に支配されるか、「記号」を踊らせるか

  • 世間の大半の人(思考停止した善良な市民の皆様):
    「機構」や「組合」という役所めいた名前つまり『記号』を見せられると、中身を確かめることもせず、勝手にその重々しさに怯えてアタフタそわそわし始めるだろう。彼らは記号に支配されて生きているからね。自分が小さな権力を握ると勘違いする癖に、自分より上位の権力にはからっきし弱いんだ。
  • ふざけた大人の俺のスタンス:
    俺自身には、なんちゅうか「中身の自分(服部浩一郎という一人の現場監督の身体性)は1ミリも変わらない」という絶対的な個の軸があるわけよ。だからこそ、外側の看板を『日本商業空間監理機構』というハッタリにかけ替えて、世間様を煙に巻くゲームをささやかな悪戯として軽やかに楽しむことができちゃうわけだ。しょせん、そんなもん『記号』だろ? 『記号』が内実を規定するわけじゃない。そんなものに縛られたり吊るされたりしてたまるか。SMじゃあるまいし(笑)。

2. 「3万円」で買える極上のエンターテインメント

世間の善良な皆さまは、カネというものを「等価交換(パチンコの玉の換金レートじゃないぜ、関係性をチャラにするための冷たい契約)」の道具としてしか考えちゃいないだろう。

司法書士という「型貸し商売」に無駄な手数料を払うことには疑問を持たないくせに、自分の身体を張って社会を驚かせるための「生きたカネの使い方」を知らないんだ。まぁ、生きてるかどうかわからんが、まぁ、言うたら道楽だ。
自分でネットの雛形を使ってサクッと書類を作り、たった3万円の登録免許税でクライアントをアタフタさせる。これほどコストパフォーマンスが高く、知的なシビアさとユーモアが融合した「大人の悪ふざけ(悪党的思考)」は他にないだろう?

さて、しょうもないことを縷々考えたが、今日はこのくらいにして眠るか。まったくばかばかしいぜ。

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