2011/12/09

Post #391 09/Dec/2011

Bruxelles
彼女は、恋人が地下鉄に乗って帰ってくるのを待っていたんだ。
読者諸君、失礼する。今日は健康診断なんだ。

2011/12/08

Post #390 08/Dec/2011

70年前の今日、日本はアメリカと戦争をはじめた。
無謀な戦争だったにもかかわらず、国民は熱狂的に支持した。あの無頼派太宰治ですら、その日のことを緊張した筆致で記している。
おかげさんで、日本人だけで300万人の人間が死ぬことになった訳だ。
平和ボケで結構だと思うぜ。
お国のためにとか言って、人殺しになったり、ぶっ殺されたりするのはゴメンだ。
だからいつも、世間の皆さんが熱くなってるようなことには、どうしても胡散臭いものを感じるんだ。
一歩引いて、自分の頭で考えるようにしてるんだ。自分のことにはすぐ熱くなっちまうんだけどね。
Bruxelles
しかし、今にして思えば、つくづく馬鹿なことをしたもんだ。
せめて俺達は憲法9条を大切にしなけりゃな。死んでいった皆さんに、顔向けできないぜ。
読者諸君、失礼する。

2011/12/07

Post #389 07/Dec/2011

俺はほとんどTVは見ないんだけれど、NHKのニュースくらいは見てるんだ。
しかし、ビックニュースで始まるときは、大抵酷いことが世の中で起こっている。
そうじゃない時には、取るに足らない、どうでもいいようなくだらないニュース。
Bruxelles
出口の見えない不況に、言葉すら失うような災害。
目を覆うような犯罪に、愚かしい政治家たちの振る舞い。
ギャンブルのような資本の流れに翻弄される人々と、世界に今日も降り注ぐ放射能。
取り返しのつかない環境破壊と、消耗品の様に扱われる労働者たち。
終わることのないテロと、報道されない戦争。

世界のどこかで、今日も幼い命が、虫けらのように失われている。
医学の進歩によって死ぬことすら許されない老人たちが、虚しく天井を眺めている。
そして、彼らの命をつなぐために、税金は上がり続け、国の借金は増え続けていく。
若者は何に希望を見い出したらいいんだろうか?
名もない絶望者が自らの人生の幕を降ろす時、電車停まり、疲れ切った人々は家路を辿ることすらできない。

俺たちを取り巻く世界は、何時からか、とんでもない悪意に満ちているようだ。
酷いニュースも、くだらないニュースももう見たくないってのが、正直な気分だ。

しかし、チャンネルを変えて、バカげたバラエティー番組を見る気にもならないぜ。
上っ面の馬鹿笑いでは、俺たちの上にタレこめる雲を払うことなんて出来ないんだ。
それとも、俺たちがそんなに間抜けで単細胞だと、奴らはタカをくくってやがるのか?

TVのスイッチを切ったところで、それらの不幸や災厄が、この世界から消えるわけでもない。
何故なら、そのほとんどは、俺たち人間自身の問題だから。
だから、目を背けるわけにもいかない。

明るいニュースが欲しいんだ。穏やかで明るい暮らしがしたいんだ。
世界を悪くすることも、よくすることも、俺達一人一人の人間にかかってるんだから。
だから、目を背けるわけにはいかない。

読者諸君、失礼する。今日よりマシな明日が来ることを、俺は願ってる。