2011/07/08

Post #237 On The Train, In The Tube

しまった、迂闊だった。魔女の宅急便を見ていたら、すっかり遅くなってしまった。
明日はこの梅雨明けの炎天下の中、外で仕事だというのに、何時までもボケボケしてはいられない。睡眠不足じゃ、熱中症で倒れちまうことだろう。それはマズイ。俺は身体だけが資本なんだ。肉体的資本主義者なんだ。仕方ない、あっさり行こう。
On The Train
少し前にも書いたが、電車通勤ほど苦痛なものはない。しかし、昼下がりにすいている電車に乗るのは、決して嫌いじゃないんだ。こうして、こっそり素敵な光の中で写真を撮ったりできるしな。
しかし、気を付けないとこれも不審者として突き出されることになっちまうから、これはこれで、気を使うんだ。しかし、そんなスリルもたまらないんだけどね。前にも言ったように、俺には写真を撮るってことに関して、どこか反社会的というか、後ろめたい行為のように感じている部分があるんだ。しかし、そういう部分が内包されていない写真ちゅうのは、どこか毒にも薬にもならないように感じる。ロックンロールな香りがね、しないのね。まぁ、人の好みはそれぞれってのは充分承知の助ではありますがね。
そういえば、天才アラーキーの写真集に『Subway Love』というのがある。あれは、ずいぶん以前の写真とお見受けするが、どうだろう。まだ写真家としてデビューする前の電通時代のショットなのかな。地下鉄の乗客をひたすら撮って、ページごとに並べた写真集だった。
それに、どんな意味があるのか?などと訊いてはいけない。そもそも、写真に限らず、意味とは受け取る側が見出すものだからね。やりたいからやっただけっていうのが、正しいだろう。
むしろ、そんな意味がないような写真で写真集を一冊作り上げ、ひょいと発表出来る荒木経惟の力技、無限のパワーにこそ、敬服脱帽だ。
アラーキーはその頃、通りがかりの出会いがしらの人を、手当たり次第に一眼レフでポートレートを撮るという苛酷な修行もしていたらしい。よくおばさんに怒鳴られたりしていたそうだ。
しかし、その一見無意味で、苛酷な修練があったからこそ、荒木経惟は後に天才アラーキーとして、華々しく活躍することとなったんだろう。
日々の修練、侮りがたし。
In The Tube
さて、じゃ今度は地下鉄の中での一枚だ。
Tubeとは、ロンドンの地下鉄の事だ。決してシーズン・イン・ザ・サンのチューブではない。
地下鉄のトンネルが、チューブ状なことに由来する呼び名だ。本来なら、日本の地下鉄の英語表記はSUBWAYだろうが、この呼称は、俺にはホットドッグ屋さんの名前のようで、イマイチ好きになれない。メトロってのも、ちょいと格好つけすぎだ。とはいえ、パリの地下鉄だって、そんな格好いいものじゃないんだけど。なにしろ、無賃乗車する黒人のアンチャン姉ちゃんなんか、毎度おなじみだし、酔っぱらいのオヤジが見えない相手に向かって延々と怒鳴りつけていたりするんだからな。
UKロック好きな俺としては、地下鉄はやはりTUBEかUNDERGROUNDと呼びたいところだ。
まぁ、気取ってやがるといや、気取ってるんだけどね。

さて、今日はこんなところで失礼させてもらおうか。明日の仕事もハードなんだ。しかも安い。儲からないッたらないんだ。泣けてくるぜ、まったく。しかし、これも人生さ、ロックンロールさ。それもハードロックなのさ。読者諸君、また会おう。
暑さにやられないように気を付けておくれ。

2011/07/07

Post #236 Fragment Of Amsterdam #6

昨日は気が付いたら風呂に4時間も入っていた。ふやけきったぜ。よっぽど疲れていたんだろうな。
俺もマカでも飲んでみるか?冗談じゃないぜ。たいていの疲労なんて、ガッツリ喰って、たっぷり眠れば問題なく解消だ。
で、今日は久振りにゆっくりプリントでもしたかったんだが、世の中なかなか甘くない。眠っているそばから、仕事の電話が次々かかってくるんだ。仕方ない。今日はプリントはやめだ。帳簿をつけたり、請求書を作ったりするか。
そんなわけで、今日もなんだかわかんないうちに一日が暮れてしまった。
仕方ない。またぞろ、アムステルダムの写真でも引っ張り出してみよう。
アムステルダムは運河の町だ。どこに行っても運河が走っている。同心円状に運河は町中に張り巡らされている。さすがは、かつての世界貿易都市だ。
ふむ、これはなかなかに風情のある風景だ。実は、そんな風景を見てみたかったのも、アムステルダムを旅先に選んだ理由の一つだ。
おっさんが、磨き上げられた小船で、運河を走っている。その表情はどことなく得意そうにも見える。いい車を走らせて、得意になっているような顔つきだ。ボートハウスというのかな、船の中に住んでいるように見受けられる船も、しばしば見かける。
運河の両側に立ち並んだ石造りの建物は、よく見ると傾いていたりするのだが、普通に人が暮らしている。軟弱な地盤のために、長い年月の間に沈下してしまうんだろう。
俺たち日本人の感覚からすると、ヒジョーに落ち着かないのだが、誰もそんなこと気にもしていないようだ。やはり地震のない国は違うな。
Amsterdam
さて、俺の住んでいる地域は、昔から喫茶店文化が盛んなところで、朝、喫茶店に行き、コーヒーを注文すると、別に頼んでもいないのに、トーストやゆで卵、サラダやヨーグルトなんかがついてくる。モーニングというのさ。俺の身内にも、何人か喫茶店のオヤジをやっていた人もいた。おかげで、喫茶店とかカフェは大好きだ。

Amsterdam
ヨーロッパに行くと、どこに行ってもカフェがあり、気が向いたところで、道行く人々を眺めながら、うまいコーヒーが楽しめる。これは、素敵なことだ。出張で地方の都市に行くと、喫茶店が少なくて困るぜ。まぁ、もっとも家にいるときには、自分でドリップしてコーヒーを飲んでるから、それほど喫茶店にはいかないんだけどね。
さて、今日はこんなところで失礼させてもらおうかな。明日も朝から仕事なんでね。プリントは、来週までお預けだ。

2011/07/06

Post #235 ぐでぐで

ひとつの仕事が片付いたぜ。
俺は久々に家に帰ってきた。もう、グデグデのクタクタだ。帰りの高速じゃ、2回くらいは死にそうになったぜ。まぁ、よくあることだ。今、こうしていられるんだから、気にしちゃいないぜ。ひょっとしたら、オービスには引っ掛かっちまったかもしれないけどな。なんて言っても、ぼんやり高速を流していたら、140㎞でオービスの前を突っ切っちまったからな。今度切符きられたら、免停間違いなしだからな…。商売あがったりだ。まいったなぁ。おいらのマシーンは車検から帰ってきたばかりで、絶好調で、俺が眠っていても、グングン走っていくのさ。危険きわまりないマシーンだ。いや、危険なのは、俺の自身か?
HomeTown
こんな調子じゃ、いずれ死ぬな、間違いなく。
いや、まぁ、人間だもの、いずれ何らかの理由で死ぬのは間違いないんだけど…、とはいえ交通事故で死ぬのは嫌だねぇ。何といっても、俺は後悔すれども反省せずがモットーだからな。そう、俺は車の運転に関しては、まったく学習能力がないんだ。
少しは反省しないと、まずいんだけど、ハンドルを握ると、どーもダメだ。つい飛ばしてしまうんだ。ロクに休憩もせずに、ロックを大音量で鳴らしながら、何百キロも走り続けてしまうんだ。トラックをぶっちぎり、偉そうに左右の車線の真ん中を走るBMWの横を、あざ笑うかのようにすりぬけていくのさ。
よく周囲から、もう若くないんだから、もっと落ち着けと言われるんだよ。好きで年食ったわけじゃないんだけどね。けど、忘れちゃいけないぜ。毎日確実に死に向かって俺たちは疾走しているのさ。ボケボケぼんやりしてる暇はない。

さてと、今日は失礼させて頂くぜ。なにしろグデグデなのさ。そう、家の風呂にゆったり浸かりたいのさ。よく湯船のなかで寝ちまって、そのうち風呂の中で死んじまうだろうって、周囲からは心配されているんだけどね、なに構いやしないぜ。なにしろクタクタなんだからな。