2011/09/05

Post #296 いつも不思議に思うこと

家に帰ってTVをつけると、今回新しく厚生労働大臣になったオバサンが、満面の笑顔でタバコを増税し、ひと箱700円にしたいと言ってやがる。嬉しそうに、ニコニコしながら。
イラッとするぜ。
この手合いが言うのは、国民の皆さんの健康の為なんだそうだ。タバコは毒物だからね。
あぁ、彼らの言い分はよくわかる。よくわかるけれど、あえて言わせてもらうぜ。そんなにまでして、長生きしたくないぜ。そんなに毎度心配ならば、いっそ禁止したらどうだい。抜本的だろう。まぁ癌に関しちゃ放射能もかなり危険だけどな。東電さんには税金を投入してるってのに、一般の国民からはいじめのように増税かよ。
何故だろう、いつも不思議なのさ。サッパリわからない。
タバコがそんなに危険な毒物ならば、どうして禁止にしないんだい?
本当に俺達愚かで忘れっぽい国民の健康を思いやってくれるのなら、一思いに禁止すればいいじゃないか?どうしてしないんだ。毒なんだろう?乱暴を承知で言わせてもらえば、放射能やフグと同じさ。
それとも何かい?日本のタバコ農家の皆さんに、いい顔したいのかよ?そして、その後ろに控える農協と第一次産業従事者が怖いのかよ。これじゃ、生かさぬように殺さぬようにさ、まったく。
 The Grand Bazari in Istanbul,Turk
大麻は禁止、覚醒剤は禁止。そりゃ、当然だろう。
タバコも体に有害だけれど、税金がとれるから合法!
タバコ産業を保護したいから、農協さんが怖いから、禁止するなんて極端なことはせず、税金を上げていきましょう!
冗談じゃないぜ、そんなに健康が大事だって言うなら、いっそすっぱり禁止したらどうだ。そしたら俺は裏山や河原にこっそりタバコ畑を作って楽しませてもらうさ。
北朝鮮やアフガニスタンでは、ケシを栽培して覚醒剤を作るのが、農民の最大の収入だ。けれど、いくらその農民が路頭に迷うことになっても、ケシの栽培は犯罪を引き起こし、覚醒剤常習者の心身を蝕むのだから、彼らにはケシ栽培を辞めてもらわなけりゃならないだろう。だからこそ、覚醒剤は禁止だって、子供だってわかる。まぁ、そうは言っても、我が国も戦争中には兵士たちにガンガン覚醒剤を投与して、眠らずハイテンションで戦争、つまり人殺しが出来るようにしていたんですがね。今の北朝鮮と大差ない、いやそれ以上にたちが悪いぜ。シャブ喰った連中の、首切り競争などのどんちゃん騒ぎのおかげで、日本人はすっかり嫌われ者になっちまった。
おお、その覚醒剤とタバコはどう違うのか、教えてくれよ、おえらいお大臣さんよ。
Istanbul,Turk
どちらもしつこい習慣性があるぜ。頭がおかしくなるのも怖いけれど、癌になって死ぬのもたちが悪いぜ。それとも、頭のおかしくなった奴が、訳のわからない犯罪を犯しまくって社会の秩序を乱すのは国家にとっては大問題だけれど、愚かな国民が、自分の好きでタバコを吸って、肺を腐ったカリフラワーのようにして苦しんで死んでいくのは、社会統治に問題ないから、禁止せずに金づるにするちゅうのかい?
ナベでカエルだかドジョウを煮るようにジリジリ税金を上げていくくらいなら、いっそ禁止しちまえよ。その笑顔から透けて見えるぜ、永年専売で国民をニコチン中毒にしておいて、税金を搾り取ろうっていう偽善者根性が。

それにあいつらはいつも口を開けば、ヨーロッパではこうだ、アメリカではこうだって力説するんだけれど、タバコの値段のこと以外は、あちらの先進的な政策を参考にすることは、ほとんどない。
厚生労働大臣なら、日本が国際労働機構事ILOの条約を、いつまでも批准しないのは何故か説明してほしいんです。
日本の労働者にも、ヨーロッパと同じようにバカンスがあってもいいでしょう。フランスは法律で決まってるんですが、どうですか?
有給休暇の完全消化を怠っても、企業に何の罰則がないのはどうしてですか?
未だに男性と女性では給与体系が異なっていたりするのは、どうしてですか?
御用組合と経営者が36協定というイカサマ協定を締結すれば、過労死するほど残業してもOKなのはどうしてですか?
もう10年もの間、年間3万人を超える人々が、自殺してしまう原因は、どこにあると考えているんですか?
俺達国民の、健康で文化的に生きる権利を、あなたはどう守ってくれるんですか?
厚生労働大臣なら、開口一番たばこ増税じゃなくて、山住する問題に対して、真摯にしかし、粘り強くしたたかに立ち向かう決意こそを、述べるべきじゃないんですか?
厚生労働大臣なら、同一労働、同一賃金や夫婦別姓の実現に、どのように取り組んでいくつもりか、教えて欲しいもんだ。
厚生労働大臣なら、増え続ける生活保護受給者を、可能な限り資本の流れ=社会に復帰させていくようなシステムをどのように構築していくべきかについて、どう考えているんですか?
厚生労働大臣なら、海外から奴隷労働と批判されている研修制度、未だに解決を見ない年金問題、機械の部品のように使い捨てられ続ける非正規労働者への保護と制度改善等々などなど、真っ先に取り組むべき課題は多々あるんじゃないんですかねぇ?
えっ、どうなんだい!キリがないぜ!
それとも、経団連さんの御要望には忠実で、その分、誰からも文句の出にくい世間の嫌われ者ニコチン中毒の皆さんに、税金を課していこうって方針なんですかい?
はっきり言わせてもらうけど、煙草も吸わずに長生きしても、何も面白くないぜ。
俺の人生、最後に死ぬのは俺なんだ。だから放っておいてくれ。
あんたらに心配されるのだけはゴメンだぜ。結局は税金が欲しいだけのくせに、満面の笑みで上っ面の心配してくれなくて結構だぜ。
さて、一服つけさせてもらうとするかな、クソ喰らえ!

2011/09/04

Post #295 まだまだ足りないんだ

昨日からフィルム4本、79カットプリントしたんだ。ミスった紙も多い。貴重な印画紙だが、これは繰り込み済みだ。ベルギーのブリュッセルで40カット、そして去年の夏のイスタンブールで39カット。キリが悪いんでもう一カット焼いてもよかったかもしれないが、仕方ない、後の祭りだ。照りつける夏の写真は、なかなかに難しいからな。手間がかかって仕方ないのさ。
しかし、79枚焼いたからといって、いい気になっていてはならないんだ。まだプリントしていないフィルムは何十本とある。ざっと50本はあるだろう。どんだけさぼってんだよ、俺。一本あたり20枚プリントするとしたら、ざっと千枚だ。冗談じゃない。金と体力がいくらあっても足らない。しかも、撮影したフィルムは次々増えていく。
あ、スキャナーでフィルムから読み込めばいいじゃないって、微妙に次元のずれたこと言わないでもらえるかな?まるでそれは、フランスの格言『ごはんがなければケーキを食べればいいじゃないの』ってのと同じで、俺にとってはマリーちゃん発言だぜ。
俺にとって写真はですねぇ、暗室でチマチマプリントして、みなさんにお届けして、初めて完結するものだから、そのショートカットはご法度だ。それでよけりゃ、はなっからデジカメでやってますがな。
だから、まだまだ足りない。ボケボケしている暇はない。
もし、明日事故で死んだりしたら、この事だけで、十分に成仏できないぜ。仕方ないな、今年はナマズ釣りにも行かずに頑張るとするか。仕事はサボるわけにいかないからな。しかし、この台風が去れば、もうすぐゲージュツと食欲の秋だ。まいったなぁ・・・。
それじゃあ、とりあえず今夜はブリュッセルから行ってみようかな。イスタンブールも飛ばしちゃいるけれど、今まだ乾燥中なんだ。
Bruxelles,Bergique
イカにもタコにも観光写真っぽいのが、自分としてはその、いささか遺憾ではありますが、親愛なるみなさんにまずは名所から味わっていただこうと思いましてね。まぁ、どうにもベタですがご賞味ください。しかし、ブリュッセルの観光名所、グランプラスのブラバン公邸宅も、俺にかかっちゃ、どうにもこうにも、ドラキュラ伯爵の城みたいになっちまうぜ、困ったなぁ。

参ったついでにもう一発行くかい?OK, Come On!
Bruxelles,Belgique
ふふふ・・・、なかなか味わい深い親父さんだ。朝っぱら(この写真を撮ったのはアサイチ)から、どうにもご機嫌斜めなカンジが漂う。それとも二日酔いか。はたまた、このオヤジ、ヒットマンとかそんなもんかもな。ひげにロン毛に、ちょっとサファリっぽいジャケットが一時期はやったチョイワル親父っぽいが、朝っぱらからその荒んだ表情はなかなかチョイ悪どころか、極悪な稼業の人じゃないかって心配になってくるぜ。
さて、明日は5時30分に出撃なんだ。お迎えが来るんだ。いや、死んじまう訳じゃないぜ、仕事仲間が迎えに来るんだ。いつまでもこんなことしちゃいられないぜ。俺は風呂に入るぜ、そして体に染みついてる酢酸や定着液の臭いを洗い流して、心穏やかに眠るのさ。
読者諸君、また会おう。仕事に遊びに炊事洗濯ゴミ出しに、何かと忙しいこの俺なのさ。

2011/09/03

Post #294 Travelling Without Moving

台風が猛威を振るっている。俺のつれあいは、出張先の上海から今日戻ってくる予定だったけれど、台風の影響で戻ってこれなくなった。明日の夜には帰ってくることだろう。
俺はといえば、八月の仕事の疲れもようやく癒えてきたところだ。肌にハリも出てきたぜ。あれだけ眠れば、体調も戻って当然だ。痛風だってもう痛くないぜ。現金なもんだ。
で、今日は今までにフィルム一本、20枚ほどプリントしたんだ。しかし、まだまだ止まらないぜ。今、特製ミートスパゲッティをこしらえて、食べたところだ。食後のコーヒーでも飲んで一休みしたら、プリント再開だ。眠らないぜ、眠ってなんていられないぜ。
Paris
相変わらず、風は激しく吹き荒れている。けれど、俺の暗室にまでは、風は吹きこんではこないのさ。時間と体力の許す限り、プリントさせてもらおうかな。何といってもこんなチャンスはなかなかないんだ。
読者諸君、今日の成果は近々お目にかけよう。ブリュッセルだ。もう一本ブリュッセルを攻めたら、去年の夏のトルコ旅行のイスタンブールにでも転戦だ。楽しみだ。俺はいつも暗室の中で一歩も動かずに世界旅行なのさ。