2014/07/02

Post #1183

Istanbul,Turk
本日、多忙につき、写真のみ。
読者諸君、失礼する。

2014/07/01

Post #1182

Jogjakarta.Indonesia
集団的自衛権行使容認に関する閣議決定が行われた。
憮然とするぜ。どうせ、アメリカの戦争の下請けになるだけさ。
この国では、立憲主義も風前の灯だ。三権分立だって怪しいもんだぜ。中国政府のことを人権無視だとかいって、批判するのはやめた方がイイ。なにせこの国家の体たらくときたら、五十歩百歩さ。いまに言論の自由だってなくなっちまうさ。いや、思ってることを言っただけで、隣の奴らから八分にされちまうんだろう。


心底うんざりしきった俺は、忌野清志郎の歌った『善良な市民』という歌を思い出して、ひとりで口ずさんでいる。
きっと君は知らないだろう。古い歌だし、ヒット曲でもないからな。
けど、俺は大好きな歌なんだ。
こんな歌だ。

『泥棒が 憲法改正の論議をしてる
 コソ泥が 選挙制度改革で揉めてる
 でも 善良な市民は 参加させてもらえず
 また 間違った人を選ぶ

 泥棒が 建設会社に饅頭を貰ってる
 金屏風の影で ヤクザと取引してる
 でも 善良な市民は ゴールデン・ウィークに
 ディズニーランドで 遊ぶしかない

 泥棒が 国際貢献をしたがっている
 大義名分を掲げ また 二枚舌を使う
 でも 善良な市民は 見知らぬ土地で
 弾に当たって 死んじまうだけさ

  お日様が また昇る 
  泥棒にも 市民にも照らしてる
  神様は いったい何をしてる
  物を売りさばいて そう 金儲けしてる

 善良な市民は 小さな家で
 疲れ果てて 眠るだけさ

 善良な市民は 新しいビールを飲んで
 プロ野球に 熱中するだけさ
 競馬で大穴を 狙うだけさ
 飯代を 切り詰めたりして
 Jリーグを 観に行くだけさ

 それが善良な市民の生き方さ
 善良な市民の生き方さ
 善良な市民の皆さんの暮らし
 市民の市民たる生き方さ

 どうせ 何処かで 死んじまうだけさ
 弾に当たって 死んじまうだけさ』

もう、20年以上前の歌なのに、日本はちっとも変っていない。
いや、じわじわと悪くなっている。俺にはそう思えるよ。君はどう思ってるんだ?

アメリカは安倍内閣の決定を歓迎しているという。よかったな、安倍ちゃん。靖国参拝でダウンした好感度が、ごり押しの憲法解釈変更で回復することだろう。
まぁ、俺はアメリカのポチになる気はさらさらないぜ。
その一方で、日本海にミサイルを発射した北朝鮮に対しては、拉致被害者に関する交渉を進めるために、ほとんどスルーだ。
TVのニュースで映し出される若いサラリーマンは、『自分たちが国を守っていかなければならないんだ』と、屈託なく話す。
じゃ、君はいざとなったら、見知らぬ土地で、見知らぬ人々に引き金を引いたりする覚悟があるのかい?弾に当たって死ぬことだって、フツーの世界なんだぜ。

君もついこの間見たんじゃないのかい?
ISISの民兵が、イラクの正規軍捕虜の兵士たちを、地面に丸太のように転がして撃ち殺すさまを。その直前の怯えた表情の、屈強な男の姿を。
この21世紀、軍隊が闘う相手はたいていテロ組織だ。そして、戦争は一発の銃弾から始まって、始まってしまった時には出口なんか見えない、泥沼の戦いになるのは明白だ。
地面に転がされてる哀れな男たちは、俺や君たち自身の明日の姿かもしれないんだぜ?

その覚悟はあるのかい?

憲法の解釈を変えた奴らは、自分が戦場に行って、弾に当たって死ぬことなんかない。
弾に当たって死ぬのは、何時だって善良な市民の皆さんだ。俺や君みたいね。
そして、自分は安全なところにいて、机上の空論と詭弁を積み重ね、善良な市民を死地に追いやろうとしている奴等を選んで、その凶暴なまでの権力を与えたのは、俺たち善良な市民の皆さんに他ならないところが、不愉快を通り越して、笑えてくるってものさ。

読者諸君、失礼いたす。君は知ってるかい?戦争ってのは、究極、他国の軍隊を使って、自国の国民を殺傷する行為なんだぜ。

2014/06/30

Post #1181

Budapest,Hungary
『ウォールデン 森の生活』で有名なアメリカの作家ヘンリー・デヴィッド・ソローは、当時アメリカが参戦していたメキシコ戦争や、奴隷制度に反対する姿勢を表すために、人頭税の支払いを拒否し、投獄された。彼が当時住んでいたマサチューセッツ州は、奴隷制を採用してはいなかったが、奴隷制のしかれている南部からの逃亡奴隷を、南部に送り返していた。また、アメリカは領土拡張のために、メキシコと戦争していた。この戦争によって、アメリカはメキシコから、カルフォルニア、ネバタ、ユタの全域とその周辺の4州の一部を得ることになった。

当時、奴隷制も侵略戦争も法律では禁止されてはいなかったが、ソローは法律とは関係なく、どちらもそれは罪であり、人間にはそれを理解できる能力があると信じた。そして、その州政府に税金を払えば、その罪の共犯者になると考え、払わないことにしたという。

当然、その行為は法律違反だったので、彼は犯罪者とされた。
まぁ当然と言えば、当然だろう。
しかしながら、ソローは逃げも隠れもせず、逮捕にも抵抗しなかった。
彼は自分の利益の為に税金を払わなかったのではなく、政府に対する抗議活動としてやったのだ。堂々と逮捕され、収監された。

彼はこの行動を『市民的不服従』と名付けた。なかなかロックンロールだ。

まぁ、当然この振る舞いは、州政府には何ら痛痒を感じさせなかったわけなんだが、後のマハトマ・ガンディーや、キング牧師に大きな影響を与えたことは忘れてはなるまい。
(以上、C・ダグラス・ラミス『憲法は、政府に対する命令である。』平凡社ライブラリー刊を参照した)

さて、今日で6月も終わりなので、俺自身の会社で預かっている俺の所得税を払いに行くべぇかと考えているんだが、内心は払いたくなくて仕方がない。

金が惜しいのではない。いや、ほんとはちょっぴり金が惜しい。けど、問題はそこじゃない。

集団的自衛権に関するでたらめな議論とも言えないような与太話を積み重ね、白いものを黒とごまかしている政府に対して、共犯者になりたくないので支払いたくないということだ。

昨日は新宿で、集団的自衛権行使容認に反対して、焼身自殺を試みる人まで現れた。
俺は抗議の自殺なんてしたくないからな。だから、市民的不服従というのをここに提示しておく。

どんなに憲法を捻じ曲げようとも、どんなに矛盾した法律をでっち上げようとも、それに誰も従わなければ、それはただのむなしい言葉に過ぎない。一人や二人が従わなければ、豚箱に放り込まれて終わりだけれど、日本中すべての、いや少なくとも反対する人々が、従わなければ、それは大きな力になるはずだ。

何しろ俺たちは、タックスペイヤーなんだから。会社で言ったら株主だ。

税金の支払いを個人から会社が肩代わりする日本の制度は、日本人のなかで多くの割合を占めるを占めるサラリーマンというサイレントマジョリティーから、タックスペイヤーの自覚を奪う。
もし君が、サラリーマンだとして、自分自身で税金を支払ってみれば、つまり納税の手続きをしてみれば、どれだけ政府が黙って俺たちから金をもぎ取っているかわかるだろう。そうして、それは不要不急の公共事業にぶち込まれ、国の借金は膨らみ、国民の未来はますます暗くなっていく。
やらずぶったくりだ。そうして、今や国民一人当たり800万円にも及ぶ借金がつみあがってる。

とりあえず、今日は半年分の所得税を、いやいや払いには行ってこよう。俺がどんなにいきんでも、しょせんは嵐の中の屁の一発だ。けれど、本当に自衛隊が、イラクあたりに派遣されたとき、税金の支払を拒否するってのは、アリかもしれないな。


しかし、国の税金はあらゆるところにかけられている。消費税、ガソリン税、固定資産税、数えだしたらきりがない。温泉に入っても、入湯税が取られてる。

そうやって、国民生活のあらゆるところに課税して、俺たちのケツの毛までむしりとり、偉そうなことを言っていやがる。泥棒よりもたちが悪いぜ。そんな政府に対して、不服従で何が悪い?

もっとも簡単な不服従の方法は、国民の多くが、政権への異議申し立てとして、半年なり一年なり可能な限り消費を抑え、政府の歳入を細らせることだ。俺は貧しいから、もう長い事そんなことをやってることになるな。市民ではなく、消費者として表現されるわれわれ国民が、消費を一斉に控えたら、きっとそりゃもう、えらいことになるぜ。楽しみだな。

しかし、まぁしょせん夢物語さ。俺たちだって霞を食って生きているわけじゃないからな。
みんなしてそんなことしたら、たちまち未曾有の不景気だ。アルゼンチンのデフォルトなんて目じゃないぜ。
どうやら日本人は、景気さえ良くなれば、あとはなんだってイイって考えてるみたいだしな。理念と哲学がないのさ、おおかたの日本人の皆さんには。

読者諸君、失礼する。俺は自民党が政権に返り咲いてから、この国家に、とことんうんざりしてるんだ。