2011/05/19

Post #188 Fragment Of Amsterdam #5

俺はいつも、くだらない文章を書き散らしているんだ。
今日は何を書こうかななんて、別に考えていない。キーボードを打ち始めると、勝手に言葉が湧いてくる。そのうちに自分でも面白くなっていったり、わけの分からない愚痴のような文章になってしまうんだ。
Amsterdam
おもしれー!というチェックボックスに数字が入っていると、ふふふ…、この面白さを解ってくれる人が世の中にもいるもんだと思うし、つまらん!ってなかに数字が入っていると、う~む、なかなかこのビミョーなカンジは分かってもらえないのかなぁと思ったり、ちょっと俺も独りよがりなタコツボ状態で書いてたなぁと反省したりするんだ。
俺はだれからも金をもらって書いている訳じゃないんで、書きたいこと好きに書いてもいいはずなんだが、さすがに2つも3つもつまらん!という評価が続くと、さすがの唯我独尊、お山の大将の俺も、いささか検討すべきかとは思うね。
俺自身はいつだって面白がって書いてはいるんだが…。
まぁ、仕方ない。感じ方は人それぞれなんだ。面白いときもあれば、つまらないときもある。これも打率3割か。自分で言っていてなんだが、もう少し打率をUPさせたいもんだな。こんなんじゃ、読者諸君に愛想を尽かされてしまう日も近いだろう。いつも俺は言われるのさ、自分の思ったことの1割ぐらいを発言するようにしておいた方がいいってね。欲求不満になりそうさ。
しかし、何もリアクションがないよりも、つまらないならつまらん!ってチェックしてもらった方がイイのかもしれないな。手応えってのがあるぜ。誰だってスルーされるのは、なんだか物悲しいものさ。
まぁ、今日は少し反省して、あっさりだ。飽きもせず、アムステルダムだ。
Amsterdam

アムステルダムには『赤窓』地帯があるというのは、先日書いた通りだが、かなり開放的というか退廃的というか、明るくオープンに退廃しているという感じがするんだ。あけっぴろげ。じめじめしていないカンジなんだ。嫌いじゃないぜ、俺は。同じエロネタを披露しても、ジメッとして笑えない奴より、カラット笑い飛ばせるノリのほうがイイからな。
だから、おしゃれな服や小物を売っている店が並んでいるような通りの真ん中に、これまたおしゃれなカンジで、大人のおもちゃが真昼間から売られていたりする。日本の感覚からすると、おかしな気分だ。眉をひそめる向きもあるかもしれないぜ。けど、若いキレーなおねいさんがフツーに入って行ったりするんだから、あちらではフツーなんだろう。
俺が思うに、旅の醍醐味ってのは、あなた、新たな現実が目の前に立ち現われてくるのを、自分自身の中に受け入れ、自分の世界観を解体し、再構築して行くことにあるんだから、理解しがたいものは、楽しんでしげしげ見てみないとな。俺はいつもそんな風に思ってるのさ。
Amsterdam
とまぁ、今日はこんなところで。
夜の仕事に出撃する前に、ゆったり寛いで、爽やかな春の風を感じたり、小鳥のさえずりをきいたりしていたいのさ。でないと、頭の中が混線状態なんだ。脳みそのデフラグが必要不可欠なのさ。あっ、しまった。こんなこと書くと、またつまらん!とか言われそうだな。
それでは読者諸君、失礼する。また明日会おう。俺は今夜も車を飛ばして東奔西走、商売繁盛だ。

2011/05/18

Post #187 On The Road #3

今日一日で450キロ車を飛ばして、俺は帰ってきた。
南へと戦線拡大したかと思えば、一旦撤収だ。せわしない事だ。
Turk
独りで車をすっ飛ばしていると、実にいろんなことを考える。
考えすぎて頭がパンクしそうだ。
そりゃマズい。高速道路でのタイヤのパンクもヤバイが、運転中に頭がパンクするのもいただけないぜ。
抽象的な概念が、哲学的ともシャブ中の幻覚とも取れるようなイメージが、次々と浮かんでくる。
俺達が生きてる意味についてとか、『2001年宇宙の旅』のデビット・ボーマン船長のように、肉体を離れた形而上の存在になって、この宇宙の果てまで、時間の果てまでも見届けてみたいとかね。
そういえば、すでに今年は2011年。夢の21世紀もすっかりいろいろあって、まったく色褪せた気がするぜ。かつて、俺がこの地球にやってきた頃に、人々が思い描いていた未来は、いったいどうなったんだろう。中学生の時に初めて見たあの『2001年宇宙の旅』を、久しぶりに見てみたいぜ。
他にも突如として俺を裏切った奴の事を思い出し、はらわたが煮えくり返り、アクセルに思わず力が入ることもある。心の奥にしまい込んだ悲しみのスイッチが突然何の前触れもなくONになり、心臓を鷲掴みされるような感覚にくらくらしたりする。時に涙がこぼれるのは、悲しいからじゃないぜ。運転に集中しすぎて、瞬きするのを忘れているからだ。
Turk
よくない兆候だ。運転に集中したほうがイイ。でないと危険だ。追突したりしてしまうだろう。いつも高速道路を走っていると、こんなカンジなんだ。危なっかしいったらありゃしないぜ。
けれどもし、君が隣に乗ってくれていたなら、そんなこと考えたりしないさ。
もちろん、感情や思考のうねりとともに、加速したりもしないだろう。
もっとゆったりと、この長い道のりを楽しむことができただろう。そんな事を想像するだけで、心がほんわかと温まるのを感じるぜ。楽しみだ。そんな日が来ることを祈ってる。
けれど、隣で眠るのは無しだぜ。運転している時、助手席の人間が眠ってしまうと、不思議と眠たくなってしまう俺なのさ。

人間は、自分の思い描いた事しか実現できない生き物だという。
そうだろう。どんなことも、偶然だけで出来てしまうほどちょろいはずはない。しかし、俺の実感では人間は、思い描いたことの3割も実現できれば、御の字な存在だ。誰もがみな、理想は現実によって裏切られると言うけれど、持って生まれた資質や、時代の流れや社会の状況は、俺達弱い人間がどれだけ努力しても挽回できないこともままあるだろう。しかし、夢や理想がなければ、どこにだって行けやしないぜ。単に現状維持しか出来ないことだろう。これはなかなかに難しい舵取りだ。
その中で、夢や理想の3割を達成できたなら、それはなかなかなもんだと思うぜ。なんせ、打率3割なら、かなりの強打者と評価されるんだからね。大したもんだ。
つまり、人生はナビの通りにはいかないってこった。途中でパンクする事もあるだろう。道に迷うこともあるだろう。脱輪するときだったある。俺は毎日、人生ってのは真っ暗な道を、どこに向かっているかも分からず走るようなもんさって感じているぜ。ときには何故走るのかも分からなくなるくらいだ。
けど、本当に俺達は、どこに向かって毎日走り続けているんだろう?
どこかにたどり着くことは出来るんだろうか?

とまぁ、そんなことばかり考えているうちに、何とか無事に家に帰ってきたのさ。

読者諸君、失礼する。どうだい、こんな俺だけど、助手席に乗ってみないかい?君を怖がらせるような危ない運転は控えるようにするさ。何といっても、明日も夜には車を転がして遠征しなけりゃならないんだからな。念の為に言っとくけど、俺はトラックの運転手とかじゃないからね。

Post #186 On The Road #2

今日も車を飛ばして走り回った。西へ西へと。
このまま走り続けていけば、リスボンまで行きそうな勢いだ。
しかし、当然ながらどこまで走っても、ココからはリスボンになんて辿り着きゃしない。そう、この国は島国なんだ。どこまで行っても、結局は海にぶつかってしまう。袋小路のブラ小路だ。
さすがの自民党の面々も、その長期政権の期間中、一度たりとも海を越えて大陸につながる巨大な橋を建設しようとは思わなかっただろう。奴らにできたことといえば、自分の選挙区に海峡をまたぐ巨大な橋を架け、だれも乗らない空港を築き、人外境の深い山々にトンネルを穿ち、高速道路をひっぱて来ることぐらいだ。あと、原発ね。どれも、それでホントーに俺たちの幸せ繋がったのかは定かではない。その評価は、これからの歴史がケリをつけてくれることだろう。楽しみなこった。
そう、そんなわけで、この国からは逃げ場所なんかない。この国に絶望しても、放射能にやられた国土からモーゼに率いられた流浪の民のようにザイオンを目指すこともできない。あぁ、モーゼなら玄界灘を断ち割って、俺たちを朝鮮半島くらいには連れて行けたかもしれないな。
ふふふ…、しかし、この国に生まれた人々の多くは、ココが世界で最も幸せな国であると信じているんだ。だから、ザイオンを目指して流浪することはない。しかし、この狭い国土に、原子力発電所が犇めき、現に放射能をガンガンまき散らしている。本当はどうなっているのか、どこが危険でどこが安全なのか、誰にも分からない。いやぁ~、まいったなぁ。苦笑いして頭を掻くくらいしか出来ないぜ。どうしてこんなになっちゃったのかねぇ?
Amsterdam
俺のマシーンはなれない道を一本たがえ、夜の歓楽街に突っ込んでしまった。なんてメーワクな車だ。ネオンの下に群がる酔っ払った男たちと、その懐を狙う女たち。俺は奴らをまとめて轢き殺しそうだ。ボーリングじゃないんだぜ、頼むぜ。どいてくれないか?
車の窓から見るそれは、どうにも滑稽で、どこか物悲しい。
その男たちも女たちも、誰一人として、自分の思い描いていた人生を生きていないように感じてしまうのさ、なぜだかね。どうしてかな?強いて理由をつけてみれば、そこは本音や本気のないお遊戯の世界だからかな。酔っ払って、わけのわからないことをしでかしたり、喋り続ける男たち、適当に聞き流し、愛想笑いを浮かべ、男たちにさらに金を使わせようとする女たち。

キヨシローの歌にもあった。

♪心も体もお金で売ってる 誰もが
 大人になってみれば 実はみんながそんなことしてる
 だってそれが この世界の仕組みだから
 そうしていつか 疲れ果てて 死んでいくのさ

 でもイイじゃない 人類って それしかできないんだもん
 しょうがないじゃない 人類って すごく弱い動物だもん

 愛が欲しいなんて ただの口癖
( Ruffy Tuffy 口癖)

あぁ、そうなんだよな。まさにそんな感じの光景なんだと気付くんだ。それはそれで、イイんだぜ、全然。俺もついふらふらと一杯行ってしまいそうになる。だけど、それがなんになるのさ?って車の窓から見れば、冷めた目で見えてくる。やはり、一日中走り回ったマシーンの煮えたぎったエンジンのように、本気で、迸るように生きていたいのさ。そこには、生ぬるい空気が流れてる。蕩児になろうとしても、内に秘めた倫理のおかげで蕩児になりきれない自分に、偽善臭さと狭量さを感じて、少しうんざりもするんだがね。

こんな事を書き散らすなんて、きっと俺は疲れているんだ。グデグデだ。もうギリギリだ。なのに仕事のオファーは次から次に入ってくる。もう6月も休みが取れないくらいに仕事が詰まってしまった。俺の本当の人生は、いったいぜんたい何処にあるんだ?これがそうなのか?きっとそうだろう、受け入れようぜ。そうして、フルスロットルで毎日を踏ん張るんだ。
俺は、心も体もお金でやり取りされない、本気の世界を探してる。今はまだその途上だ。少年の日、オフクロが死んだ日から、ずっと探してる。けどまだ見つからない。きっとそこでは、生ぬるいアイドルの歌なんて流れちゃいないだろう、ギリギリと心を締め付けるようなビートが流れ、吹き上げるようなシャウトが響いているだろう。
だが、そんなイノセントワールドは、この地球上にはどこにもないのかもしれない。
かつては、神秘に満ちていた道の大陸には貧乏な人々が淋しい目をして腹を空かせて、いさかっている。精霊の住む森は、すっかり切り払われ、トイレットペーパーにされちまった。そして母なる海は、放射能まみれだ。
天国のお母さん、こんな世界で走り回り、グデグデのクタクタになっている俺は、あなたからはいったいどう見えているのですか?もうあなたの顔も思い出せない俺に、教えてほしいものです。
俺は時折、食料も空気も何もかも必要としない体を手に入れ、孤独に宇宙を彷徨う、いや、虚空に浮かぶ自分の姿を思い浮かべるんだ。そう、鉱物のように、堅固に半永久的に存在するのさ。それはきっと、孤独を感じてる場合じゃない。峻烈なほどに孤独に存在しているんだ。そして、その孤独の境地から、読者の皆様に、ブログを日々書き送ろう。そんなシャブ喰ったようなヴィジョンを、月に一度は思い浮かべるんだ。そうさ、俺の頭の上に、宇宙服を着こんだ俺が浮かんでいるんだ。こんなんじゃ、ホリエモンや内田裕也みたいに豚箱行きになる前に、精神病院に入れられちまうだろうよ!それもまた一興ではあるがね。

Amsterdam きっとこいつは人類よりタフだ。この足を見てみろ
しかし、そんな世界じゃ写真なんか撮れないな。仕方ない、天体写真でも撮るとするか。きっと素晴らしい馬の首星雲だか馬の骨星雲だかが撮れることだろう。ふふふ…、みんな楽しみにしていてくれよ。

結局、お金で買えるものはたかが知れている。しかし、ソウルパワーは、決して金では買えないんだ。俺はそう信じてる。ロックンロールを信じているように信じているんだ。日本人が、結局は天皇を信じているくらい信じている。ほとんど信仰といっていい。そういえばかつて、俺が不良少年だったころ、ブルーハーツのヒロトは『戦闘機が、買えるくらいのはした金などいらない』と歌っていたっけ。

読者の諸君、失礼する。明日は南へ戦線拡大なんだ。今日の仕事をまとめておかなけりゃならないし、何より俺には睡眠が必要なのさ。また、会おう。失礼するぜ。