2011/05/31

Post #200 Get Back

読者諸君、おはよう。今日で5月も終わりだ。
それとは何の関係もないんだけれど、 今日のこの投稿をもって、なーんて書くと、もう止めるとかいいそうだが、そうではない。何事も最後まで聞くべきだ。そう、今日のこの投稿をもってFragment は200投稿達成だ。
200回。なかなかに険しい道のりだった。毎日よくも厭きもせず、書き散らしたものだ。我ながらご苦労なこった。
思い起こせば第1回『世界のフラグメントを集めて…』から第10回『Going Home』まで、全てが去年の大坂への出張中に、今どきネット接続もできないウィークリーマンションで、エクスぺリアのアプリでシコシコと作られたものだ。
以来約半年、早いもんだ。そして、よくもまぁ書くことがあったもんだ。我ながら呆れるぜ。
あの頃の俺の状況は酷いもんだった。八方塞がりだった、まさに厄年真最中だった。しかし、何とかこうしてここまで乗り切ってこれたのは、ロックンロールと写真と、何より他でもない読者の皆さんのおかげさまだ。
そう、俺のこの糞下らないブログを、毎日根気よく見続けてくれる、あるいはたまたま目にとめて覗いてくれたりしてる読者諸君の、そう他でもない、今まさにこのブログを読んでいてくれるあなた!のおかげさまだぜ!どうもありがとー!
で、だからと言って記念するほどでもないこの200回に、俺が昔、まだモノクロをはじめる前の写真を引っ張り出してきては原点回帰、つまりはGet Back と洒落こんでみようかな。
いや、そんなことしたって、誰も喜びゃしないのは承知のうえなんですがね・・・。
まぁ、言うなれば、俺の勝手だろう?
HomeTown
ふふふ…、ずっと前から、こんな写真を撮って来た。多分、こんなのしか撮れないんだろう俺には。
HomeTown
 さぁ、飯食って寝よう。例によって夜通し働いて来たのさ。その前に、もう一丁行くかい?
HomeTown

親愛なる読者諸君、俺は行けるところまで行くつもりさ、気合を入れたり手を抜いたりしながらね。
これからもよろしく頼むぜ。お迎えが来るその日まで、俺はいつだってこんな調子さ。

2011/05/30

Post #199 太陽の塔

ここ何年か仕事で使っていたデジカメがとうとうお釈迦になっちまった。仕方ない。何度も脚立から落としたりして、トップカバーは外れそうだった。奴の最後の仕事は例の小学校の遊具の点検写真だったって訳だ。長いこと御苦労さん。いろいろこいつとはいろいろと苦楽を共にした。パリやバルセロナ、イスタンブールやアムステルダムにも連れて行った。地味にイイ仕事をして俺を公私ともに支えてくれた。
ありがとう、RICOH R10。
しかし、デジカメ無しでは俺の仕事は成り立たないんだ。商売あがったりだ。俺は昨日、出張出撃前に、行きつけのカメラ屋で目をつけておいたRICOHの中古のデジカメをゲットしたんだ。OK、これでイイ。外観が多少よれていたって、型落ちだって構うもんか。どーせ仕事カメラだ。お買い得だぜ!
で、俺はフロントグラスに叩きつけるような激しい雨の中、単騎俺の戦場に向けて一路西へと向かったんだ。
雨の高速でのカーチェイスさながらの運転は神経を磨り減らす。仕事にかかる前からクタクタだ。そんな苛酷な約二時間のバトルの末、俺は目的地にたどり着いた。そこで、俺を迎えてくれたのは、太陽の塔だ。 岡本太郎の最大にして最高の傑作、あの太陽の塔だ。
世界の車窓から、今日は大阪府吹田市からお送りします
太陽の塔は、高度経済成長に沸き立っていた40年前のこの日本の国で、人類の進歩と調和という極めて楽天的な未来志向のスローガンを掲げた大坂万博が開かれたとき、その会場のド真ん中に、現れたゴジラのようなモニュメントだった。強烈なインパクトだ。それはまさに、岡本太郎という稀有の素質を持ったシャーマンを媒介にして、顕現した原始混沌の太陽神像だ。
明るい未来に酔いしれる日本人の前に、有史以前のどろどろとした混沌を根にして、ちんけな現在を嘲笑うかのように突き抜けて、遥かな未来へと聳え立つ異様なシンボルとして、太陽の塔は降臨したと俺は思っているんだ。まさに、万博という祭の庭に、超太古の神々を呼び、その荒々しい息吹を閉塞した現代社会に吹き込むためのヒモロギだ。
過去を知ることができれば、未来が見えてくる。
安っぽいペラベラしたパビリオンが全て消え去ってもなお、天に向けて聳える太陽の塔。かっこいいったらないぜ。
俺はハンドルを握ったまま、時速100キロでまだ見ぬ未来に向けて走り抜ける車の窓から、太陽の塔を撮ってみたんだ。買ったばかりのデジカメでね。
こうして見るとマメみたいに小さいがね。 
言わずと知れた太陽の塔
読者諸君、こんな芸当は危険だから、くれぐれも真似しないように頼むぜ。失礼する。今夜の仕事までの一時、写真でも撮ってぶらつくんだ。

2011/05/29

Post #198 In A Cross Fire Hurricane

なんてついてないんだ。
台風がやってきているというのに、俺はこれから仕事で関西方面に出張だ。2泊3日、むしろ2泊3夜勤だ。浮かれている暇はないんだ。切迫してるぜ。何しろ季節外れの台風が来ているからな。梅雨に入ったばかりだというのに、いったいぜんたいどうなってやがるんだ。
俺は、こんな叩き付けるような雨の中、高速をすっ飛ばして出かけなきゃならないんだ。ついてないぜ、まったく。俺の連れ合いは心配している。そりゃそうだ。俺だって心配だ。なにもないのなら、窓の外の嵐をのんびり見物し、読書でもできたものを…。たまらないぜ。
読者諸君も、俺の無事を祈っていてくれたまえ。あ、あと商売繁盛もね。
Barcelona
窓の外では、雨に浮かれた蛙たちが、俺の部屋から流れ出すロックンロールのリズムに合わせて、ゲッゲッ、ゲッゲッと鳴いているのさ。
全然関係ない話だけれど、君たちは来世は信じるかい。俺は自分の来世はきっとカニ蒲鉾だと思っているのさ。しかも、酢醤油とかついているよーな少し高級な奴だ。あれは旨いからね。
で、俺は死んだあと、カニ蒲鉾に生まれ変わって、君たちにおいしいおいしいって食べてもらいたいなとか想像して、一人でくすくす笑ったりしてるんだ。まぁ、俺はそんなくだらないことをいつも喋って、連れ合いや家族にはうんざりされているんだ。困ったもんだぜ。
Amsterdam
さて、読者諸君。くだらないおしゃべりは今日は早々に切り上げさせてもらおうか?何しろ俺は今からこの十字砲火のような激しい雨の中、車を飛ばして俺のフィールドに向かわなければならないんだ。なに、心配はいらないぜ。俺は運転が巧いのさ。
では、失礼する。危険だから台風の中、あまりで歩いたりしない方がイイだろう。せっかくの日曜日が台無しさ。