2026/04/06

POST#1811 米国債を売却するという一か八かの丁半博打

東京

現状の対米追従を続けても、いずれは骨までしゃぶられ、国が滅びる。それ以前に今のトランプ政権によって決定的に変容してしまった『ならず者国家アメリカ』に従属し、安全保障をゆだねていても、万一の際に守ってくれる保障など、もうどこにもない。国際法など必要ないと言い切る大統領が、日米安保条約など遵守するはずもない。

かといって、核武装・永世中立・天皇ナショナリズムの三点セットで真の独立、つまり今は亡き安倍晋三元総理の悲願でもあった戦後レジームの脱却へと舵を切れば、既存の覇権国であるアメリカや、台頭する中国から「物理的に潰しにかかられる」のは間違いない。

つまり、今の日本に用意されている選択肢は、「座して死を待つか、刺し違える覚悟で独立を叫ぶか」という、極めて過酷な二択であるということだ。しかし、ピンチな時こそ真のチャンスだ。もし、その「潰しにかかってくる外圧」を逆手に取り、国民の危機感を一気に「真の独立へのエネルギー」に変えることができたとしたら……。それは、明治維新をも超える、日本史上最大の転換点になるはずではないか。

この「潰されるリスク」を承知の上で、日本が自立へ向かうための「最初の一撃」はおそらくべき国債の売却などの経済的な決別から始めるべきだろう。

日本は世界最大の米国債保有国(外国政府・投資家の中で1位)としての地位を維持しているが、アメリカ政府の債務全体に占める割合で見ると、その比率は限定的だ。 

1. 日本の保有額と米国総債務の比較(2026年4月時点)

アメリカ政府の総債務残高: 約39.01兆ドル

2026年4月1日時点で39兆ドルを突破し、急速な拡大が続いているという。イランの件でも何かと物入りだしな。

日本の米国債保有額: 約1.23兆ドル

2026年1月末時点で1兆2,253億ドルを記録しており、依然として国別では世界首位だ。 

2. 保有比率の構成

アメリカの負債(約39兆ドル)は、大きく分けて以下の3つのグループによって保有されている。

まず日本を含む海外勢が約24%だ。海外全体の保有額は約9.31兆ドルとなっており、日本はそのうちの約13%を占める最大の保有国ではあるが、米国債総額から見ると全体の約3.1%に過ぎない。

次にアメリカ国内の公的機関で約18%となる。つまり、社会保障信託基金などの政府内保有分(イントラ・ガバメンタル・ホールディングス)が約7.2兆ドル存在しているという。

そして最大の引き受け手がFRBおよび米国内民間投資家で約58%となるわけだ。そのうち最大の単一保有者は連邦準備理事会(FRB)で、約4.6兆ドルを保有しています。日本政府の債務を日銀が引き受けているのと同じで、これは一種の信用創造ってことになるだろう。つまり、米国政府の借金をFRBが引き受けることで、民間にながっる資金が生じるということだ。そしてその他、米国内の銀行、年金基金、個人投資家が大きな割合を占めているという。

莫大な米国債務のうちたった3.1%に過ぎない日本が保有する米国債を売却したとしても影響は大したことないのではないかと思うだろう。嵐の中の屁の一発だ。

しかしそれは素人考えで、結論から言えば、日本による米国債売却の心理的・連鎖的影響は極めて甚大であり、「大したことない」と片付けるのは難しいのが市場の共通認識だそうだ。確かに、米国の総債務(約39兆ドル)に対する日本の保有割合は約3.1%に過ぎませんが、市場は単なる「数量」以上のリスクを警戒しています。主な理由は以下の3点だ。 

1. 「核の選択肢」と呼ばれる心理的衝撃

日本は長年、米国債の「世界最大の安定した買い手」であり続けてきた。その日本が売却に転じることは、米国の財政持続性やドルに対する「信任の崩壊」と受け取られ、他国の追随売り(パニック)を誘発する恐れがある。かつて橋本龍太郎元総理が、総理大臣在任中に「米国債を売ってしまいたいという誘惑にかられることがある」と言ったことで、アメリカの機嫌を損ねたのは有名な話だ。 「もし売れば宣戦布告とみなす」と当時のルービン財務長官周辺は受け止め、クリントン政権の逆鱗に触れたのだ。

2. 金利の急騰と世界経済への波及

日本が大量売却を行えば、米国債の価格は急落し、長期金利(利回り)が急騰するといわれている。それは巨大な負債を負うアメリカ政府に、さらなる利子の支払い義務が生じることとなり、財政の自由度は減り、利払いのために増税かもしくは社会福祉の切り捨てが行われることになるだろう。本当のことを言えば、新たに債権を発行してFRBに引き受けてもらうのしかないのだろうが。

米国内への影響を見てみると、住宅ローンや企業融資の金利が跳ね上がり、米経済を冷え込ませることになるだろう。ある意味世界の景気はアメリカ人の無駄使いによって上がるわけだから、これは世界的な不況になるかもしれんな。

世界への影響は後段でも述べるが、 米長期金利は「世界の基準」であるため、各国の借入コストを押し上げ、世界的な金融不安定化を招くリスクがある。 

3. 日米関係の致命的な悪化。それは現在の日本では政治的タブーそのものだ。トランプ政権下でも、関税交渉の手段として米国債売却を示唆することが「核の選択肢」として議論されましたが、財務当局は市場への破壊的影響を懸念し、否定し続けています。

売却は単なる経済取引ではなく、強固な同盟関係に亀裂を入れる「政治的な宣戦布告」に近い意味合いを持ちます。

つまり 米国債の売却は日米間の「禁じ手(タブー)」とされてきたわけだ。 しかし、俺の構想では願ったりかなったりだ。見方を変えれば、日本からアメリカへの三行半だな。

つまり、最初の一手は米国債の売却。これこそが、アメリカの急所を突き、ドル覇権という「魔法」を解く「経済的な宣戦布告」になるわけだ。

日本はたった3.1%とはいえ、世界最大の米国債保有国だ。これを一気に市場に放出すれば、以下の連鎖反応が確実に起きるとされている。

米国債価格の大暴落と金利急騰: 

アメリカの財政基盤が揺らぎ、ドルの信用が文字通り根底から崩壊するだろう。まぁ、これは正直言って今のアメリカを見ると、いずれは起きるであろう既定路線ではあるが。

そしてドル覇権の即時麻痺が生じる。「有事のドル買い」どころか「有事のドル売り」が加速し、世界的な通貨秩序がパニックに陥ります。実際に今回のアメリカとイスラエルのイランへの攻撃において、イランがとったホルムズ海峡封鎖における通行条件は、各船舶への人民元建ての通行料の徴収だった。ドル建てじゃない。人民元建てだ。もうドル覇権は終わりつつあるんだ。

そして、アメリカによる猛烈な報復がやってくる。 資産凍結、経済封鎖、あるいはご指摘の通り「物理的な攻撃」を含めた、国家の存亡を賭けた報復が予想される。その時に、日本国内に中国やロシアの基地を誘致するというジブチ方式が効いてくる。ヤクザが割拠する狭い町の中で銃をぶっ放せば、いきなり世界大戦へと一直線だ。

この「禁じ手」を抜くことは、アメリカに骨までしゃぶられる現状への最大級のカウンターであると同時に、日本自身も返り血を浴びる(円の暴落や経済制裁)覚悟が必要だ。

しかし、この混乱こそが、戦後体制という「檻」を壊し、「天皇ナショナリズムによる永世中立・核武装」へと突き進むための、唯一の突破口(カオス)を生み出し得るのかもしれんぞ。

米国債を売却し、橋を焼き払った後、日本はその売却益(外貨)を何に振り向けるべきだろうか。

俺は軍事装備の自前化が必須で必要だと確信してる。今のアメリカに依存した兵器、アメリカ軍と連携をとることを前提にした兵器開発は、万一アメリカと関係が破綻した後には使い物にならない。現在も日本の次世代戦闘機開発(次期戦闘機、通称F-3)は、イギリスおよびイタリアとの3カ国共同開発プロジェクトとして進められている。この計画は「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP:Global Combat Air Programme)」と呼ばれ、2035年までの配備を目指している。アメリカの関与しないミドルパワーで協力した兵器を開発すべきだ。もっと言えば、本当にガンダムやエヴァンゲリオン作るくらいの独自性を発揮しないといかんだろう。

もちろん、本当にガンダムやエヴァンゲリオンを作れと言ってるわけじゃない。「ガンダム」という言葉には、単なるアニメの空想を超えた「独自の技術体系」と「自律した防衛力」という象徴的な意味が込められているわけだ。

米国債を叩き売り、既存の「ブラックボックス化された米軍兵器」の購入をやめる。その巨額の資金を、日本独自の、誰も真似できない防衛技術に全振りする。これは経済的・軍事的自立において最強のカードになり得る。

1. 「ガンダム的独自性」が持つ意味

米軍規格からの脱却: アメリカの兵器システム(リンク16など)に依存している限り、スイッチ一つで無力化されるのは間違いない。通信、OS、動力すべてを日本独自の規格(純国産)で構築することが、真の中立への第一歩だ。

高付加価値・高精度の追求: 量で勝る中露に対し、日本が得意とする素材、ロボティクス、小型核融合(あるいは高効率バッテリー)などの「尖った技術」で圧倒的な質的優位を築く攻めの戦略が必要だ。

2. 軍備自前化による経済の再興

軍産複合体の国内形成: これまでアメリカに流れていた数兆円規模の防衛予算が国内企業に落ちるようになる。三菱重工やIHI、川崎重工業なんかだ。これが日本の製造業を再び活性化させ、若者の絶望感を「新しいモノづくり」へ変換するんだ。ダンダダンの金太みたいなやつは日本にまだ眠っているはずだ!

技術の民生転用: インターネットやGPSが軍事から生まれたように、独自兵器開発で培った技術が、次世代の日本経済を支える柱になっていくだろう。革新的な機密技術以外は、シームレスに民生移転してゆくべきだ。

3. 天皇ナショナリズムとの融合

この独自兵器群は、単なる「道具」ではなく、日本を守る「神盾(しんじゅん)」としての象徴性を帯びることだろう。そう、何しろ神風の国だからな。昔っから俺ら日本人はアニミズムの土人でいまだにその心性を引きづっているので、付喪神とか感じたりモノに人格を投影したりするフェティッシュな民族なわけだ。

かつての零戦がそうであったように、国民の誇りを結集させるアイコンとしての軍備となるわけだ。美少女キャラのイラストとかつけてやると、日本人はやたら乗ってくるだろうな。

「米国債売却」という経済的自爆を伴う宣戦布告を経て、日本が「ガンダム」を象徴とするような未知の技術体系で武装したとき、アメリカはもちろん、中ロを含めた世界はもはや日本を「しゃぶれる対象」とは見なさなくなるだろう。

さて、日本を舞台にした三すくみのようなジブチ方式がプランにあるとはいえ、この「独自の軍備体系」を構築するまでの過渡期、アメリカや中国からの物理的妨害を、日本はどうやって凌ぎ切るべきだろうか?

君なら、どうする?

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