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| Bangkok,Thailand |
それにだ、世の中には発達障害や知的障害の特性を持って生きている人がたくさんいる。
見た目だけでは分かりにくくても、日常のコミュニケーションや社会生活で大きな生きづらさを抱えているケースは少なくないだろう。
お年寄りや子供も含めた社会の普通の労働力という狭い基準からはじき出された人たちがですよ、スマートフォンなんかを小器用に操ってデジタルでこのトークンをの原資を初期ドロップされてもうまく使いこなせないんじゃないか?
俺はそれを心配してるんだよ。
その編の事情を考慮すると、このトークンはアナログなものじゃないとダメなんじゃないかと考えているんだ。デジタル通貨やトークンを「配ったとしても、実際に使いこなせない人が取り残される」という懸念は、実際に福祉や経済の現場でも、しばしば議論されている重要な問題なんだそうだ。
特に発達障害や知的障害のある方、認知症の高齢者、小さな坊ちゃん嬢ちゃんの場合、スマートフォンの操作、暗証番号の管理、画面上の数字(価値)の理解が難しいケースが続発するだろう。もちろん、持っていない、困窮してツウシンヒが賄えず通信会社から契約を切られてしまった人もいるだろう。
だからこそ、「手触りのあるアナログな仕組み」を組み合わせる(ハイブリッドにする)ことが、誰一人取り残さないためには不可欠だと考えていく必要があるな。
デジタルとアナログを融合させた、具体的な解決策を考えてみるか。
1. 「カードや券」にする(見た目はアナログ、中身はデジタル)
スマホ操作が難しくても、物理的な「モノ」であれば直感的に扱えるだろう。
- マイナンバーカードのようなICカードをタッチするだけで決済・受給ができる仕組み。
- 紙の「地域振興券」やクーポンにQRコードを印刷し、店側が読み取る方式。
- 本人は「お札や切手を出す感覚」のまま、裏側のシステムだけをデジタルで処理する。
2. 「代理人(家族・後見人)設定」をシステムに組み込む
本人が紛失したり、誤操作したりするリスクを防ぐ仕組みです。
- 成年後見制度や家族のスマートフォンとアカウントを連携させる。
- 本人が使う際は、あらかじめ設定した「1日500円まで」のような制限枠の範囲内だけで自動決済される。
- 万が一、カードを紛失しても、家族のスマホから一瞬で利用停止・再発行ができるようにする。(紙の現金にはない強みです)。
3. 「生体認証(指紋や顔)」で暗証番号をなくす
パスワードの忘却や、入力ミスを完全に排除する。
- 指をかざす、またはカメラを見るだけで本人のトークン(価値)が引き出せる仕組み。
- 機械の操作が苦手な高齢者や、数字の理解が難しい子供でも「自分自身が財布になる」ため紛失がない。
デジタルとアナログの比較
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評価軸 |
完全なアナログ(現金・紙の切符など) |
デジタル+アナログの融合(ICカードなど) |
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本人の使いやすさ |
非常に高い(直感的に理解できる) |
高い(タッチするだけ、出すだけ) |
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紛失・盗難リスク |
落としたら戻らない(悪用されやすい) |
遠隔で止められる(中身を保護できる) |
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管理の負担 |
計算や保管が本人・周囲の負担になる |
自動で記録が残り、家族が確認できる |
誰もが使いこなせる「アナログな手軽さ」を残しつつ、裏側で「デジタルの安全性」が支える形が理想的だろう。
では思考実験として、マイナンバーカードにそういう機能を組み込めばいいのか?検証してみよう。
マイナンバーカードを「財布」や「受給口座」の身代わりとして使う仕組みは、まさに今、国や自治体で導入が進められている。政府としてはメンツがあるから、何としても全国民にこれを持たせて使わせたうえで、一元管理したいからね。
すでに、俺はこの時点でこのシステムが地域社会から乖離し始めている兆候を嗅ぎ取ってる。俺の中にイエローランプが点滅してる。
カードという「物理的なモノ」を機械にタッチするだけなら、お年寄りや障害のある方、子供でも直感的に使えるだろう。それは認める。
マイナンバーカードに機能を組み込むことで、具体的に以下のようなメリットが生まれることも予想できる。
1. タッチするだけで給付・決済ができる
- マイナポータルで事前に登録した「公金受取口座」や「自治体独自のポイント(トークン)」とカードが直結する。
- スマホのアプリを開いたり、複雑な暗証番号を入力したりしなくても、専用端末にカードをピッとかざすだけで手続きや買い物ができるようになります。
2. 紛失しても国が24時間止めてくれる
- 現金や紙の給付券は、落としたり盗まれたりしたらそれまでだ。確かにそうだな。
- マイナンバーカードなら、万が一失くしても「24時間365日対応のコールセンター」に電話を一本かけるだけで、即座に機能を一時停止できる。
- このため、中身の価値(トークンやお金)は国や自治体のシステム側で安全に守られているため、カードを再発行すれば元通り使うことが可能だ。
3. 暗証番号の管理が不要になる「顔認証」
- パスワードを覚えるのが難しい高齢者や知的障害のある方のために、すでに医療機関などでは顔認証(カメラに顔を映すだけ)での本人確認が導入されている。
- これを給付や決済の場面にも広げれば、「暗証番号を忘れて使えない」という問題を完全にクリアできるだろう。
4. 家族や福祉関係者によるサポート
- 本人がカードを管理するのが難しい場合は、[成年後見人]や家族が代わりに手続きを管理できるシステム(代理人設定)も用意されている。
このように、マイナンバーカードは「見た目はただのプラスチックカード(アナログ)」ではあるが、「中身はICチップ搭載で最先端の安全なシステム(デジタル)」という、まさにデジタル弱者を取り残さないための理想的な道具になり得るとされている。
いやいやいや、それじゃあかんのや!
そうするとマイナポータルをスマホで使える人じゃないと、まったく使えなくなっちゃうんだ!結局デジタル弱者が全員脱落することになっちまうじゃないか!
なに?国や自治体の仕組みでは、「本人がスマホを一切持っていなくても、マイナンバーカードだけで完結するルート」が必ずセットで用意されているだと?
具体的には、以下のようなアナログな補助手段や別ルートが使われています。
1. 役所の「手続き特設窓口」で丸投げできる
- スマホがない高齢者や障害のある方のために、給付やトークン発行の時期になると、自治体の役所に「支援端末が置かれた特設窓口」が設置される。
- 本人はマイナンバーカードを持ってそこへ行くだけで、あとは専門のサポートスタッフが代わりに端末を操作し、手続きをすべて完了させてくれる。
- 行政の負担は、爆増するというおまけつきだ。
2. 身近な「セブン銀行ATM」や「郵便局」が窓口になる
- 自宅や役所に行かなくても、近くのコンビニ(セブンイレブンなど)にあるセブン銀行ATMにマイナンバーカードを差し込むだけで、給付金の受け取り手続きや口座登録がその場でできるようになっている。
- 画面の指示に従ってボタンをいくつか押すだけなので、スマホの複雑なアプリ操作は一切必要ない。
- しかし、それすらできない老人や子供をはじめ様々な障碍を抱えて人はいったいどうする?切り捨てるのか?その人たちを起点にするんじゃないのか?
3. スマホなし・暗証番号なしの「顔認証限定カード」がある
- 発達障害や知的障害、認知症などで「4桁の暗証番号すら覚えられない・管理できない」という人のために、現在は「顔認証マイナンバーカード」という種類が選べることになっている。
- このカードは最初から暗証番号がロック(設定なし)されており、医療機関や給付の現場にある機械にカードを置き、カメラに顔を映す(または職員が目視で確認する)だけで本人確認が完了します。スマホやマイナポータルとの連携も一切不要だ。
- しかし、それじゃ個人間のトークンのやり取りはどうするんだ?
4. 家族や「法定代理人」による一括申請
- 本人がどうしても動けない・理解が難しい場合は、[成年後見人]や親権者などの法定代理人が、自分のスマホやパソコンから本人のカードを使って代理で手続きを行うことが法的に認められている。
- う~ん、どうにも俺の考えているあるべき姿とは、なんか違う気がするな。
結論として、「スマホが使えないなら、紙や現金に戻す」のではなく、「スマホを使わなくても、カード1枚と人のサポートでデジタル給付が受けられる街の仕組み」が既に構築されている。これなら、本人が行う操作は「カードを出す・タッチする」という完全なアナログ動作だけで済むだろう。しかし、何かが違う気がする。
マイナンバーカードを流用するたって、そのためには国家的な法改正が必要になるだろうし、マイナンバーのシステムにこの仕組みをビルトインしないといけない。まったく手軽じゃないだろう?
我が国の政府が莫大な予算を投じて、全国民所持を目指しているマイナンバーカードは、大方の予想を裏切って、却下されてしまったようでございますね。そもそもこの国家的なプロジェクトであるマイナンバーカードと、法定通貨のハックのようなトークンシステムを相乗りさせる構想には無理があるってことだ。
アビジット・V・バナジー🔗とエステル・ドゥフロ🔗の『貧乏人の経済学🔗』を見てみても、本当に効果のある貧困対策は、地道でローテクでささやかなことの方が、しっかりとした成果につながるように俺は受け取っている。そう、お仕着せではなく、自分たちで工夫できる余地や考える余地を残していたほうがうまくいくものなんだ。庶民をバカにしてはいけない。
それに、そんなデジタルな形だけでスマートフォンやマイナンバーカードにトークンが降ってきても、Vポイントでちょくちょくもらえる、オートバックスの期間限定500円ポイント進呈みたいで、何にも有難味がないじゃないか?
五十歩百歩譲って、トークンの受け取りや支払いはそれでいいかもしれないけど、個人から個人へのトークンの受け渡しにこそ、フェティッシュ(手触り、愛着、実体感)が必要」だと考えるんだよね。
役所やお店を相手にする「給付や支払い」はシステム的な手続きで済むだろう。
しかし、人と人との間で「ありがとう」の気持ちを込めた一種の『贈与』としてトークンを渡すとき、画面の数字が移動するだけでは実感が湧かず、味気なく、渡した/もらったという充足感はちょっと物足りないよな。俺たちはあまりにもデジタルに慣れすぎてる。これ以上、スマートフォンの画面ばかり見るんじゃなくて、相手の目を見てやり取りするべきなんだ。
特に子どもや高齢者、障害のある方にとっては、物理的な手触りや「やり取りの儀式」がないと、価値の移動を脳で認識しづらいという問題もある。
デジタルがどれだけ進化しても、人間の脳は「触れること」「目に見えること」「愛着を持てること」で初めて納得感や喜びを得るようにできているんだ。マイナンバーカードのような無機質なものでは、個人間の温かいやり取りには不向きだともいえるだろう。
そう考えてみたら『小切手帳』みたいなのを渡すのが一番いいのかもしれないな。
昔懐かしいこう、小切手帳だよ。そんな体裁にまとめられたトークンを、市から低所得者やわずかな年金しか所得がないお年寄りとか、シングルマザーとかに配るんだ。で、その小切手帳には、あらかじめトークンの単位が記載された券片が印字され、ミシン目でつながってるんだ。
でもって、ケアをしてもらった生活困窮者や老人、シングルマザーたちは、こいつをミシン目に沿って1 枚ずつペリッと切って渡すんだ。その時に、割り印を付いても、ミシン目をまたぐようにサインを書いてもいい。
そうして振り出されることで、初めてこのトークンは価値を持つようになり、地域の人々の間を、互いのケアを通じて流通していくんだ。
そして最終的にはそれを市民税の支払いに充てるんだ。これだったら誰だって使える気がするんだよね。
そしてなおかつ、この小切手帳の本体と券片には、バーコードかQRコードが一枚づづ印字されていて、割り印とバーコードなりQRコードで管理できるようにするんだ。
この方式なら、「最高にフェティッシュで、誰一人取り残さない」上に、うまいことデジタルとアナログを連結出来て、なおかつシステム構築にそんなに経費も掛からないんじゃないかな。どうだろう?
「小切手帳(チェックブック)」という仕組みは、ご指摘の通り、子供からお年寄りまで直感的に使えて、しかも温かみがあるだろう。とはいえ、俺が去年親父の家を整理したときに、5000万円とか書かれた小切手帳をいたときには、背筋が凍ったけどな。(笑)
この仕組みがなぜ機能するのか、整理してみよう
1. 究極のアナログ動作「ペリッと破って渡す」
- スマホの操作も、暗証番号も、機械へのタッチすら不要だ。
- 「ありがとう」「お手伝いしてくれて助かったよ」という言葉と一緒に、自分の手でちぎって相手の手へ手渡すという行為そのものが、強い実感を伴うコミュニケーションになる。
2. 「市民税の支払いに使える」という絶対的な信頼
- 地域通貨や独自のトークンで一番難しいのは「本当にこれ、使えるの?」という信用問題だ。
- 最終的に「市民税(税金)の支払いに使える」という裏付けがあることで、この小切手はただの紙切れではなく、地域の中で本物の「法定貨幣」に限りなく近い『地域限定貨幣』として、誰もが安心して受け取れるようになる。
3. 「裏側だけがデジタル」という理想の流通
- 市民の目線(アナログ):
Aさん(市から受給され、小切手帳にサインしBさんへ) ➔ Bさん(お礼に渡す) ➔ Cさん(ほかの人にお礼として渡す)と、何人もの間を「紙の小切手」としてくるくると地域のコミュニティの中をめぐっていくんだ。 - 役所の目線(デジタル):
最終的に誰かが税金の支払いでその小切手を役所に回したとき、小切手に印刷された「シリアルコード」や「QRコード」を役所の機械でスキャンして読み取る。
これで「誰に支給した小切手が、誰の税金として回収されたか」が瞬時にデジタルで管理・相殺される。
4. 紛失や偽造への「アナログならでは」の対策
- 小切手帳の良さは、「半券(控え)」が手元に残ることだ。
- 万が一、誰かに盗まれたり失くしたりしても、「何番の小切手を失くしました」と役所に届け出れば、その番号をデジタル側で「無効」に設定できるだろう。これで、拾った人が税金の支払いに使おうとしても、役所のチェックで弾くことができるんじゃないかな。
この「市が配る小切手帳」の仕組みは、デジタル社会が忘れてしまった「贈与の温かみ」と「確実な使いやすさ」を同時に満たしているんじゃないかな。渡す時に唾とか指につけてめくったりすると、リアルな手触りと、どこかユーモラスな人間らしさがあって最高だ。
指先を湿らせて、紙の束から「これだ」という1枚をきっちり手繰り寄せる感覚は、スマートフォンのガラス画面をスワイプする操作(スルスル滑って味気ないもの)とは真逆にある、強烈な身体的実感だ。そういったマテリアルを伴った実感こそが、ケアを通じて、相手を消費者や業者ではなく、地域共同体の隣人として結び付けていくトークンにふさわしいんじゃないかな。
1. 「自分の体」を通した価値の移動
デジタル決済は自分の体温や実感が一切排除されている。それがデジタルだからな。
しかし、指をちょっと湿らせて、紙の摩擦を感じながら「よっこらしょ」と1枚めくる動作には、「自分の持ち物から、責任を持って相手に価値を切り出す」という強い納得感が生まれるだろう。
2. 紙質(フェティッシュ)へのこだわり
唾をつけてめくりたくなるような、少しザラザラした温かみのある紙質や、お札のような独特の手触りを持つ紙で小切手帳を作ると、さらに愛着が湧きそうだな。
「ペリペリッ」とちぎれるミシン目の音や感触も、渡す側・もらう側双方の満足感を高めてくれるだろう。
3. コミュニケーションのきっかけ
お年寄りが「ちょっと待ってね」と言いながら指をなめて小切手をめくり、それを子供やシングルマザーの方に「ほら、いつもありがとう」と手渡す。その一連の泥臭くも温かいやり取りの光景自体が、今のデジタル社会が失ってしまった「地域の結びつき」そのものじゃないか。どこか昭和の香りがするぜ。あの汲み取り便所の臭いさ。
さて、そうすると偽造に対して耐性を持つもんじゃないとダメだな。
地方税や水道代などの支払いにまで使えるとなると、それはもはや「地域限定の独自のお札」と同じ『地域限定通貨』だからな。悪意のある偽造への対策(耐性)は絶対に欠かせない最重要課題になるよな。
「指をなめてめくる」ような素朴な温かみを持たせつつ、裏で犯罪を防ぐための、アナログとデジタルを融合させた強力な偽造防止トリックがいくつか考えられます。
1. 「お札と同じ」アナログな印刷技術を使う
まずはパッと見や手触りで「本物だ」と分かる仕掛けです。
- 凹凸のある印刷(凹版印刷): 指で触ったときに、お札のようにザラザラ・ボコボコした感触を持たせます。これなら指をなめてめくるときに、手触りだけで「これは本物だ」と直感的に分かります。
- 特殊な透かしやホログラム: コピー機でカラーコピーしただけでは絶対に再現できない、光るマークや透かし模様を紙自体に入れ込みます。
- けれど、あんまり予算がかかるのは困りもんだ。印鑑証明とかみたいに、コピーするとCOPYって浮かび上がるような印刷にするのがいいかもしれないな。
2. 「ちぎった破片」が合体するパズル(半券チェック)
小切手ならではの「ペリッとちぎる」構造を利用します。
- 小切手をちぎるミシン目の部分に、複雑な模様や特殊なコードをまたがせて印刷しておきます。
- 最終的に役所に回ってきたとき、本人が持っている「小切手帳の控え(半券)」の切り口と、提出された小切手の切り口(またはコード)がパズルのように完璧に一致するかどうかを照合します。
- けれど、さっきも少し触れたように、振り出した本人が捺印したり、サインを書いたりするのも悪くない。
3. 表は紙、中は「目に見えないデジタルチップ」
これが最も強力な、現代ならではのハイブリッド技術だろうな。
- 小切手の紙の中に、厚さわずか数ミクロン(髪の毛より薄い)の「ICタグ(RFIDチップ)」を埋め込んでおくというやつだ。ほら、ユニクロの決済とかれk¥時に商品を放り込むと勝手に集計してくれるだろう。あんなのだよ。
- 見た目はただの紙の小切手ですが、役所の機械に束ごと通すと、電波で「市が発行した本物の番号か」が一瞬で1枚残らずチェックされるって寸法だな。またカラーコピーで作った偽物の紙にはチップが入っていないため、一発で偽造が見破られることになるだろう。
- しかし、それをやると行政コストが跳ね上がり、実現に大きな障害になることを俺は恐れてるんだ。どんなにいいアイディアも、世の中金だ。体使って、頭使って、気を使っても、金は使うなだ。
4. 市長の本物の「ハンコ(落款)」を押す
デジタルチップのようなハイテクだけでなく、昔ながらの「職人が彫った複雑な朱肉のハンコ」が1枚ずつに押されているだけでも、地域の人がお互いに確認し合う強い抑止力になるだろう。これは、さっきも挙げた振り出す本人のサインや捺印というのに通じるし、統合してもいいかもしれない。
「見た目や使い心地はどこまでも優しくアナログで、守りはデジタルで鉄壁」という設計にすれば、お年寄りや子供たちを騙そうとする悪い人たちから、街のトークンを完全に守ることができるだろう。
元々のトークンっていうのは貨幣の歴史をさかのぼれば、まずその王様が木片に刻みをいれて、それを刻み目で半分に切って、その半分を国庫に納めておき、残りの半分をお金=トークンとしてみんなに配った時期があるんだ。そして納税の時に、この木片を国庫にあるものと照合するって仕組みだったんだ。この仕組みこそが、人類の歴史における「お金(通貨)の起源」そのものなんだ。
これは、考古学や経済学(特に現代貨幣理論・MMTなど)で「割符🔗(わりふ/タリー・スティック)」と呼ばれる、数千年前からイギリスや古代メソポタミアで行われていた仕組みと全く同じなんだ。
まさに「小切手帳」のアイデアは、この歴史的な王様の仕組みの現代版になんだよ。
歴史上の「王様のトークン(割符)」の仕組み
- 1本の木に刻み目を入れる:
王様が木(または粘土板)に価値を証明する刻み目を入れます。 - パカッと半分に割る:
それを1対(ペア)になるように真ん中で2つに割ります。片方を「王様(政府)の控え」、もう片方を「トークン」として子供や高齢者、働く民たちに配る。 - 市場で流通する:
民たちはその「半分の木(トークン)」を、お互いの信頼のもとでお金として使う。 - 納税のときに照合する:
1年の終わりに、民が税金としてその木を持ってくる。王様は自分の手元にある「控え」と、民が持ってきた「トークン」を突き合わせて、切り口や刻み目が完璧に一致(照合)したら「はい、納税完了!」と認めた わけだ。
現代の「市役所の小切手帳」との完璧な一致
この「王様の割符」を、現代の技術でアップデートしたのが、まさに先ほどの「市が配る小切手帳」です。
- 王様
➔ 市長(自治体)が発行する。
- 半分に割る
➔ 小切手帳の「半券(控え)」と「切り離す小切手」という形にする。
- 照合する
➔ 役所の機械(デジタル)で、シリアルコードやチップを照合して税金と相殺する。
「指をなめてめくり、ペリッと破って手渡す」というアイデアは、単なる懐古主義ではなく、お金というシステムが本来持っていた「国家(自治体)への信頼」と「人と人との手触りのある繋がり」を同時に取り戻す、最も洗練されたデザインになりえるんだ。
こいつはいいぞ、スマホの画面で完結するデジタル通貨よりも、ずっと人間らしくて温かい地域経済が生まれそうだ。この仕組みが確立し、地域に定着したならば、隣人同士が助け合う=迷惑をかけあうということへの抵抗が減って、お互い様っていう雰囲気が生まれてくることを期待できそうだな。こいつは悪くないな。
しかし、まだ考えるべきことはある。満足してはいけない。
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